【MLB】 メッツが9連勝でワイルドカード単独3位に ワイルドカード1位でフィニッシュの可能性も

AI要約

メッツが9連勝を達成し、ワイルドカード争いで勢いに乗っていることが明らかになった。

先発キンタナの好投と打線の活躍で試合を制し、勝ち進んでいる状況が伝えられた。

6月からの好調が続き、ワイルドカード争いで上位に急浮上しているメッツの動向が紹介された。

【MLB】 メッツが9連勝でワイルドカード単独3位に ワイルドカード1位でフィニッシュの可能性も

 日本時間9月8日、破竹の勢いを誇るメッツが9連勝を達成した。メッツは先発のホセ・キンタナが6.2回を無失点に抑える好投を見せると、打線も6回に4点を奪ってキンタナを援護。キンタナは今季8勝目、キャリア100勝目を挙げた。メッツはワイルドカード4位のブレーブスに1ゲーム差を付け、ワイルドカード単独3位に。さらにワイルドカード2位のダイヤモンドバックスにも0.5ゲーム差に迫っている。

 試合は5回まで両軍無失点の投手戦に。レッズ先発のジェイコブ・ジュニスが5回無失点5奪三振の好投を見せると、メッツ先発のキンタナも無失点で抑え続けた。試合が動いたのは6回、レッズの2番手サム・モールからメッツの9番ハリソン・ベイダーが11号ソロを放って先制。さらに一死1・2塁から4番ピート・アロンソがタイムリー、二死1・2塁から6番J・D・マルティネスがタイムリー二塁打を放って一気に4点を加えた。先発のキンタナは6.2回まで無失点で投げ抜き、その後3投手の継投もレッズ打線に得点を許さなかった。

 メッツは9連勝で貯金を今季最多の14に。5月は9勝19敗と大きく負け越し、6月3日時点で借金は11まで膨らんでいた。しかし、6月と7月は勝率6割以上を記録し、8月も好調を維持。8月末から始まった大型連勝で、一気にワイルドカード単独3位まで駆け上がった。メッツはワイルドカード1位のパドレス、2位のダイヤモンドバックスに対して直接対決で大きく勝ち越し、タイブレーカーを保持している。ダイヤモンドバックスには0.5ゲーム差、パドレスには2.5ゲーム差に迫っており、メッツがワイルドカード1位でプレーオフに進出する可能性すら残されている。ただ、1ゲーム差の4位のブレーブスとは9月25日から3連戦を控えており、ここで大きく負け越せば逆にプレーオフ逸もあり得るだろう。