テニス=世界1位シナー、全米OP決勝で「ファンを支えにする」

AI要約

全米オープン男子シングルス決勝でシナーがイタリアのファンのサポートを受けて戦うことを語る。

米国男子テニス選手が四大大会で優勝から遠ざかっている背景を紹介。

シナーとフリッツの対戦成績が1勝1敗であることを述べる。

テニス=世界1位シナー、全米OP決勝で「ファンを支えにする」

[ニューヨーク 7日 ロイター] - テニスの四大大会最終戦、全米オープン(OP)の男子シングルス決勝でテーラー・フリッツ(米国)と対戦するヤニク・シナーが、母国イタリアから試合を見守るファンを支えにすると話した。

米国勢は1970年代から2000年代初めまで、ジミー・コナーズ、ジョン・マッケンロー、ジム・クーリエ、ピート・サンプラス、アンドレ・アガシといった選手が躍動し、四大大会を制すること41回。しかし、03年にアンディ・ロディックが全米OPで優勝したのを最後に、米国男子は四大大会のタイトルから遠ざかっている。

8日の決勝では地元出身で世界ランキング12位のフリッツに大声援が送られることが予想されるが、同1位のシナーは「それは承知している」とコメント。「イタリアから大勢の人が観戦してくれると分かっている。彼らの応援を心の支えにする」と、ファンのサポートを胸に戦うと話した。

シナーとフリッツの対戦成績は1勝1敗となっている。