イラク代表FWフセインが大動脈解離で緊急搬送 当面離脱も容体は安定
イラク代表FWアイメン・フセインが緊急搬送された経緯。
フセインが受けた出血や治療についての詳細。
現在のフセインの状態や復帰見込み、イラク代表の今後の試合予定について。
6日、イラク代表FWアイメン・フセインが緊急搬送されたとのことだ。
アジアカップ2023で日本代表相手の2ゴールを含め、絶大なインパクトを残したフセイン。今夏はU-23イラク代表のオーバーエイジ枠、キャプテンとしてパリ五輪にも出場した。
イラク『Al Mada』によると、フセインは5日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選B組第1節のイラク代表vsオマーン代表に出場し、その際にアクシデントが。
試合中の打撲が原因とされる、心臓の大動脈からの出血があり、2本半の血栓を投与するも、状態が不安定に。翌6日に隣国クウェートの総合病院へ搬送されたのことだ。
この試合、フセインは最前線でスタメン出場し、試合唯一のゴールを決める形で1-0勝利に貢献。84分に途中交代していた。
イラクサッカー協会は6日、フセインの入院を報告するとともに、病室のベッドで笑顔の写真を公開。1ヵ月ほどは離脱するとのことだが、幸いにも容体は安定しているそうだ。
イラク代表は10日に敵地でクウェート代表と対戦する。