ボーフム加入のMF三好康児がテストマッチに先発 現地誌「いくつか良いパスを披露した」

AI要約

ボーフムはブンデスリーガ3部所属のエッセンとのテストマッチで3-1で勝利した。三好康児は新天地での初陣を果たし、中盤でプレイした。

『Kicker』は三好のプレイについて、「軽率なボールロスもあったが、良いパスも披露。光と影が交錯するパフォーマンスだった」と述べている。

ボーフムは連敗中で攻撃の立て直しを図っており、三好もフライブルク戦での公式戦デビューが期待されている。

ボーフム加入のMF三好康児がテストマッチに先発 現地誌「いくつか良いパスを披露した」

5日(現地時間)、ボーフムはブンデスリーガ3部所属のエッセンとテストマッチを行い、3-1で勝利した。ボーフムのMF三好康児はこの試合に先発出場した。

夏の移籍市場が閉まる直前に急遽イングランドのバーミンガムからボーフムに加入した三好にとって、この試合は新天地での初めての対外試合。中盤をダイヤモンド型にした[4-4-2]システムの右サイドハーフの位置でプレイし、8分には早速FWマイロン・ボアドゥへのパスでチャンスシーンを演出するなど実力の片鱗を見せた。

ドイツ誌『Kicker』はこの試合について、「ミヨシの初演、クヴァルテングは再びボールに」と題した記事を掲載。膝の怪我から復帰したFWモーリッツ・ブローニ・クヴァルテングとともに見出しで名前を挙げた三好のパフォーマンスについては以下のように触れている。

「このテクニカルで繊細なプレイをするミッドフィールダーは、3部リーグのチームとの試合でいくつか良いパスを披露していた。ただし、あまりにも軽率にボールを失ってしまう場面も見られ、初演となったこの試合では光と影が交錯していた」

満点ではないが、まずまず及第点のパフォーマンスだったというのが『Kicker』の評価のようだ。

ボーフムは、代表ウィーク明けの14日にブンデスリーガ第3節でフライブルクと対戦する。ブンデスリーガでは開幕から2連敗中、さらに2試合とも無得点に終わったボーフムでは攻撃の立て直しが急務となっていて、フライブルク戦までに自身のコンディションとチームメイトとの連携を向上させることができれば、三好がフライブルク戦で公式戦デビューを飾る可能性も十分にありそうだ。