【日本代表】森保監督「無失点で乗り切れたのが大きい」3バックで“鬼門”最終予選初戦を突破

AI要約

日本代表は3-4-2-1フォーメーションを採用し、攻撃と守備のバランスを保ちながら中国に7-0で勝利した。

森保監督は過去の失敗から学び、初戦を勝利で飾ることができた。次戦に向けても慎重な姿勢を示している。

バーレーンはオーストラリアを破るなど、予選は簡単ではないことが示されている。

【日本代表】森保監督「無失点で乗り切れたのが大きい」3バックで“鬼門”最終予選初戦を突破

<ワールドカップ(W杯)北中米大会アジア最終予選:日本7-0中国>◇5日◇C組◇第1戦◇埼玉

 日本代表森保一監督(56)肝いりの3バックで“鬼門”の最終予選初戦を突破した。

 6月のミャンマー戦、シリア戦に続く3-4-2-1を継続した。ウイングバックの右に堂安、左に三笘を配備。右シャドーに入った久保を含めた「3本のヤリ」を同時起用できるのが最大のメリット。攻撃こそ最大の防御とばかりに攻めた。

 「今の日本のクオリティーを考えればいろんなことができる」。とかく攻撃に目が行きがちだが「守備も泥臭く戦ってくれ無失点で乗り切れたのが大きい」。全員守備、全員攻撃というコンセプトをより具現化できる並びが威力を発揮。過去2大会で落としていた初戦で勝ち点3を手にした。

 次戦の相手バーレーンはこの日、アウェーでW杯常連のオーストラリアを1-0と破った。森保監督は「やはり最終予選は簡単ではない。覚悟を持って戦いに行く」。勝ってかぶとの緒を締める指揮官。1ミリの油断もない。【佐藤隆志】