ソフトバンク中村晃「足を引っ張らずに済んだ」実戦復帰で即ヒット 早期1軍合流へ 小久保監督「自分がいけると思ったら」
背部痛で離脱していたソフトバンクの中村晃が2軍で実戦復帰し、好調をアピール。
1軍復帰の目処は立っておらず、自らの状態を確かめるためにも積極的に行動している。
中村晃は第1子の誕生により家族のためにもさらに力を入れて取り組んでいる。
◆ウエスタン・ソフトバンク―オリックス(5日、タマスタ筑後)
背部痛で12日に出場選手登録を外れたソフトバンクの中村晃が、2軍戦で実戦復帰した。「2番一塁」でスタメン出場。初回は中飛、3回は空振り三振に倒れたが、5回2死二塁で中前打を放った。この後に代走を送られて退いた。
当初は最短10日間での1軍復帰を予定していたが、体調不良によりファームでの調整が続いていた。「打席はそんなに違和感なくいけたと思います。2軍も優勝争いをしているので、足を引っ張るわけにはいかない。何とか点につながるヒットを打って、足を引っ張らずに済んで良かった」と振り返った。
1軍復帰の時期などについて、視察した小久保裕紀監督は「自分がいけると思ったら『言ってこいよ』と伝えた。今週末か、来週頭か分からないけど」と説明。中村晃は「(1軍に)行かないと分からない部分がある。いつまでも怖がっていても仕方ない。そこは自分で腹を決めていきたいなと思います」と話した。
中村晃は3日に第1子の男児が誕生。「家族のためにという思いは妻だけじゃなく子どももできたので、守るものが増えたので頑張りたい」と力を込めた。
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