スロット監督、マンチェスター・U戦に勝利した戦術的ポイントを明かす「彼らは両SBが高い位置を取る」
リヴァプール監督がマンチェスター・ユナイテッド戦の勝利のポイントを語る。
マンチェスター・ユナイテッドの守備の変化と対策。
走れるMFの重要性とデュエルでの積極性について。
リヴァプールを率いるアルネ・スロット監督が、マンチェスター・ユナイテッドとの試合に勝利した3つの戦術的なポイントを明かした。イギリス紙『ミラー』が伝えている。
リヴァプールは現地時間9月1日、マンチェスター・ユナイテッドと対戦し、FWルイス・ディアスの2ゴールとFWモハメド・サラーのゴールで3－0というスコアで勝利した。試合後、スロット監督はこの試合におけるポイントを指摘した。
スロット監督はまず、今シーズンが開幕してからマンチェスター・ユナイテッドはプレスの仕掛け方が変わったと指摘した。そして、同クラブの両サイドバック（SB）が高いポジションを取るため、相手のウイングがその背後のスペースを狙えるようになったという。また、デュエルに勝てるMFの重要性を語った。
「昨シーズン、マンチェスター・ユナイテッドは中盤でマンマークを行い、両ウイングがプレスをかけていた。今シーズンは、センターフォワードとトップ下の選手がプレスをかけに行き、4－4－2のような形で守備を行っている」
「だから、昨シーズンとは守備の構造が違う。私が見たところ、彼らは自分たちの陣形を通してボールを出されると、より熱心に走るようだ。少なくとも、彼らの最初の試合ではそうだった」
「彼らは両サイドバックがとても高い位置を取って、カゼミーロがセンターバックの間に立つことが多い。だからボールを奪ってディアスとサラーを高い位置に留まらせることができれば、常に1対1の状況を作り出すことができる」
「そして、我々にとって走れるMFの存在が重要になる。この試合では3人のMFが走り続けてくれたし、デュエルの場面で勝利できるだけの積極性があった。これがこの試合に勝利した大きな要因の1つだと考えている」
スロット監督が率いるリヴァプールが、これからどのようなフットボールを繰り広げるのか注目だ。
