“ストライカー兼フィクソ”という稀有な才能「得意なプレーは縦突破からの左足ドン」(名古屋オーシャンズU-18・酒井春輔)【U-18フットサル日本代表】

AI要約

名古屋オーシャンズU-18のキャプテン、酒井春輔のインタビュー。彼がU-18フットサル全日本選手権で記憶に残る活躍をした経験について語る。

大会での個人とチームの目標について、そして代表候補メンバー選出への意識についても語る。

私生活での意識や努力、食事への配慮、そしてチームメイトへのサポートについて述べる。

“ストライカー兼フィクソ”という稀有な才能「得意なプレーは縦突破からの左足ドン」(名古屋オーシャンズU-18・酒井春輔)【U-18フットサル日本代表】

9月4日、高円宮記念JFA夢フィールドにて、U-18フットサル日本代表国内合宿2日目のトレーニングが行われた。

8月の全日本U-18フットサル選手権大会で記憶に残った選手がいた。フィクソながら4試合すべての試合においてチーム内で最初に得点を挙げた、名古屋オーシャンズU-18のキャプテン、酒井春輔だ。得点を決めるたびにベンチに駆け寄り、チームメイトとハイタッチを交わし、最後は高くジャンプをして腹を当てる姿は、強く印象づいていた。

大会後、名古屋U-18はブラジル遠征を実施。帰国後、そのまま代表候補合宿に参加した酒井に話を聞いた。

──まずはU-18フットサル全日本選手権がどんな大会だったかを伺いたいです。

僕自身は3回目の大会でした。過去2回もベスト8で負けてしまっていたので、それを越えるために頑張って練習をしてきましたが、準々決勝で帝京長岡高校にPK戦で負けてしまい、自分たちが甘かったなと感じました。ただ、素直に楽しさも感じた大会でもありました。

──大会中、個人として掲げていた目標はありましたか?

個人としての目標はなくて、チームが勝つことにこだわってプレーしていました。キャプテンとして勝たせられず責任も感じています。

──今回のU-18日本代表候補メンバーを選ぶ上で選手権でのプレーを参考にしたと、高橋健介監督は話していました。あの場で活躍することが代表活動にもつながるという意識はありましたか?

少しは意識していました。1年生の時も2年生の時もナショナルトレセンに選んでもらっていたので、今年もそういう活動があれば入りたいと思ってプレーしていました。だから代表に選ばれたと聞いた時はうれしかったですし、高校生だけど日本を代表する選手の一員として私生活から気を引き締めていかないといけないなと思いました。

──実際に私生活で意識されていることはなにがありますか?

食事は気をつけています。自分はトップチームの選手と比べるとまだ軽い方なので、あまり太りすぎないよう気をつけつつ、いっぱい食べるようにしています。あと(キャプテンとしては)プレーの調子が悪そうな選手がいたらオフの面で声をかけることは意識しています。