【U-18】パキスタン代表が棄権 政治的理由で台湾入りできず 元巨人投手のヘッドコーチも当惑「びっくりですよ」

AI要約

第13回BFA U18アジア選手権が開幕し、パキスタン代表は6人しかそろわず、台湾への渡航が政治的理由で制限されたため今大会を棄権することが決まった。

日本、米国、カナダからの選手のみが台湾入りできた。前田幸長ヘッドコーチ兼投手コーチは開会式でこの事実を知り、選手たちには参加させたかったと語った。

【U-18】パキスタン代表が棄権 政治的理由で台湾入りできず 元巨人投手のヘッドコーチも当惑「びっくりですよ」

 【台北(台湾)2日=加藤弘士】第13回BFA U18アジア選手権が開幕したが、パキスタン代表は選手が6人しかそろわず、この日の1次リーグA組・タイ戦が没収試合になり、今大会を棄権することが決まった。

 関係者によれば、パキスタンからは政治的な理由で、外交関係のない台湾への渡航を止められたという。日本、米国、カナダから来たメンバーのみが台湾入りできた。

 開会式に出席した元巨人投手で、パキスタン代表の前田幸長ヘッドコーチ兼投手コーチ(54)は台北入りした昨夜知ったそうで「びっくりですよ。選手たちにはやらせてあげたかったですね」と当惑していた。