大谷翔平が「8月の月間オールスター」に選出!本塁打&盗塁はいずれもメジャートップ

AI要約

大谷翔平が8月にメジャーリーグの月間ベストナイン入りを果たした。

8月は打率こそ低かったものの、12本塁打と15盗塁を記録し、個人記録も更新した。

また、月間12本塁打と15盗塁の両部門でメジャートップに立つのは、57年ぶり6度目の快挙だという。

大谷と共に8月オールスターチームに選出された選手には、アーロン・ジャッジやホセ・ラミレスなども含まれていた。

大谷は9月からは史上初の"50-50"への挑戦が始まり、激動の2024年シーズンに突入する。

記録を更新し続ける大谷翔平は、ファンにとっても注目すべき存在であり、今後の活躍が期待される。

大谷翔平が「8月の月間オールスター」に選出!本塁打&盗塁はいずれもメジャートップ

 貫禄の月間ベストナイン入りとなった。メジャーリーグは8月が終了し、『MLB公式サイト』は1か月を振り返る特集を掲載。8月オールスターチームを選出し、ドジャース・大谷翔平はDH部門で名前を連ねた。

 大谷は8月最後の試合となった31日のダイヤモンドバックス戦で、2試合連発となる44号の先頭打者アーチを放った。ドジャースはこの一発で勢いづき、2番のムーキー・ベッツ、3番のフレディ・フリーマンと、球団史上初の先頭打者から3者連続本塁打。その裏にすぐさま逆転を許したが、結局この試合も競り勝った。

 8月の大谷は27試合で打率こそ.235と低かったが、12本塁打はヤンキースのアーロン・ジャッジと並んでメジャートップタイ。15盗塁は2位のガーディアンズのホセ・ラミレスに1差をつけてメジャー単独トップだった。

 個人の記録としても月間15盗塁は自己最多。月間12本塁打は、2023年6月の15本、2021年6月の13本に次ぎ、今年の6月と並んで自己3位タイの数字となった。

 MLB公式サイトのサラ・ラングス記者によると、飛ばないボールが使用された「デッドボール時代」を除いた1920年以降で試合数の少ない3月と10月を除き、月間で本塁打と盗塁の両部門でメジャートップに立つのは、1967年4月のルー・ブロック(カージナルス)以来、57年ぶり6度目。1940年4月のジミー・フォックス(レッドソックス)、1955年の7月と9月、そして1956年の9月の3度マークしたウィリー・メイズ(ジャイアンツ)らに続く記録だという。

 8月オールスターでは他に大谷と同じ12本塁打したジャッジ、同じヤンキースからは10本塁打したフアン・ソトが外野手で選出された。大谷に次ぐ14盗塁のラミレスも三塁手で選出。月間打率・375だったブルージェイズのウラジーミル・ゲレロ、6本塁打&21打点のロイヤルズのサルバトール・ペレスという2021年に大谷と本塁打王を争った2人も選ばれた。

 40本塁打&40盗塁の「40-40」に史上最速で到達し、前人未到の「43-43」も達成。9月はいよいよ、空前絶後の数字となる「50-50」への挑戦が本格化する。またも各種記録に名を刻んだ8月を経て、激動の2024年シーズンは総決算を迎える。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]