アトレティコで存在感ないフリアン・アルバレス、シメオネ「落ち着こう。落ち着くんだ。グリーズマンだって時間はかかったさ」

AI要約

アトレティコ・マドリーがアトレティック・クルブとのアウェー戦で1-0で勝利し、アンヘル・コレアのゴールで3ポイントを獲得した。

シメオネ監督は試合後、攻守においてチームの成長を感じ、途中出場から活躍した選手たちに賛辞を送っている。

フリアン・アルバレスに対しては時間とサポートが必要だと語り、活躍が期待される。

アトレティコで存在感ないフリアン・アルバレス、シメオネ「落ち着こう。落ち着くんだ。グリーズマンだって時間はかかったさ」

8月31日のラ・リーガ第4節、アトレティコ・マドリーは敵地サン・マメスでのアトレティック・クルブ戦に1-0で勝利した。ディエゴ・シメオネ監督は試合後、サン・マメスから勝ち点3を持ち帰ることに満足感を表している。

アトレティックが誇る“カテドラル(大聖堂、サン・マメスの愛称)”に乗り込んだアトレティコ。自チームの攻撃はほとんど機能しなかったものの、かつてのような堅守によってアトレティックの攻撃も防ぎ続けると、88分から出場したFWアンヘル・コレアがその3分後に決勝点を決めた。

FWアレクサンダー・スルロットのスルーパスから最終ラインを抜け出したアルゼンチン人FWは、GKアギレサバラもかわしてから無人のゴールにボールを流し込んだ(アトレティコはこれが1本目の枠内シュートだった)。アトレティコは昨年8月12日のレアル・マドリー戦から23試合無敗を貫いていたアトレティックの“大聖堂”を、スペイン語で“天使”を意味するアンヘルの一撃によって劇的に攻略している。今季成績は2勝2分けとなった。

試合後会見に出席したシメオネ監督は、再び途中出場から試合を解決したA・コレアに賛辞を送っている

「前半の私たちはボールをコントロールするために落ち着きが欠けていた。明確な攻撃を仕掛けられなかったね。しかし後半になってから、より明確な攻めを見せられるようになった。終盤はストライカー3人でアグレッシブなプレスを仕掛けたが……アンヘルがまたやってくれた。いつものように決めてくれたんだ。彼の活躍に喜びを感じているよ」

「今日、私たちは望んでいたような試合を演じた。堅い守備を見せ、スルロットのような力強い選手を途中から起用すると、得点につながるボールを奪ってくれた。いつも言っていることだが、交代で出場する選手たちこそが、さらなるエネルギーを与えてくれるんだよ」

シメオネ監督はまた、今夏7000万ユーロを超える移籍金でマンチェスター・シティから加わったものの、活躍を見せられていないFWフリアン・アルバレスにも言及。このアトレティック戦では1トップで先発しながら、ほとんど存在感がなかったアルゼンチン代表FWだが、同胞指揮官はチームの絶対的存在であるFWアントワーヌ・グリーズマンも適応には時間がかかったことを強調している。

「落ち着こう。落ち着くんだ。フリアンは並外れた選手であり、私たちの大きな助けになってくれるはずだ。今は彼のことをサポートしなければならない。グリーズマンだって時間はかかったさ。フリアンはアントワーヌではないが、もう少しすれば私たちが求めるものを見つけ出してくれるはずだ。つまりは、ゴールをね」