【阪神】涙雨 痛恨の逆転負け 首位・広島に今季最大5.5差に...佐藤輝の失策が絡み西勇が門脇に決勝打 小林にスクイズ許す
阪神は巨人に逆転負け、7回降雨コールド負け。首位広島の差が広がった。
西勇は悪天候の試合で失点し、巨人に勝ち越された。
攻撃陣はチャンスを逃し、巨人の投手陣に抑えられた。
■プロ野球 阪神1ー3巨人 7回終了 降雨コールド（1日 甲子園）
阪神は巨人に逆転負け、7回降雨コールド負け。59勝56敗5分の貯金3、首位・広島がヤクルトに快勝し今季最大5.5ゲーム差に広がった。1ー1で迎えた7回、先発・西勇が先頭・大城卓に四球で代走・増田大、吉川のバントに佐藤輝の悪送球で無死一・三塁から門脇に決勝タイムリー、小林にセーフティスクイズを決められた。
先発・西勇は中10日、今季19度目の登板、試合前まで6勝4敗、防御率1.70。前回の8月21日・ヤクルト戦（京セラ）は6回を4安打3失点で勝ち投手。今季の巨人戦は4度目、0勝1敗、防御率0.41は22回を投げ2失点（自責1）だった。
西勇は1回、丸を二ゴロ、浅野を三ゴロ、モンテスを投ゴロと3人で抑える立ち上がり。
スタメンは前日と同様、大山が4番、佐藤輝が5番、前川が6番レフト 木浪は8番、捕手には梅野が入った。
巨人の先発・菅野は。今季の阪神戦は4度目、0勝0敗、防御率1.31だった。1回1死から中野が中安打、森下の遊ゴロを門脇が失策、1死一・二塁から大山がライトへタイムリーを運び1点を先制。佐藤輝は見逃し三振、前川は中飛で追加点を挙げられず。
西勇は3回2死から丸に四球を出すが浅野を左飛に打ち取る。3回の攻撃は近本は左飛、中野は二直、森下は投ゴロと1番からも三者凡退に終わった。
西勇は4回1死から岡本和に右中間フェンス直撃のツーベース、大城卓にレフト線にタイムリーを飛ばされ、1ー1の同点に追いつかれる。
5回の攻撃で2死から近本が15試合連続安打の二内安打、中野が中安打で一・二塁するが森下は中飛に倒れ勝ち越せない。
西勇は6回、浅野を投ゴロ、モンテスを遊ゴロ、岡本和も遊ゴロと上位打線を3人で退ける。6回の攻撃は大山は二ゴロ、佐藤輝も二ゴロ、前川は中安打も梅野は遊ゴロで好機を作れず。
西勇は7回、先頭・大城卓に左安打で代走・増田大、吉川に三塁前にセーフティーバントの内安打に佐藤輝の悪送球で無死一・三塁の大ピンチに。門脇はスクイズを試みるも失敗するがセンターへタイムリーを運ばれ勝ち越される。さらに小林に三塁前にセーフティ・スクイズを決められ、1ー3となる。
西勇は菅野をスリーバント失敗の三振で1死一・二塁で降板。代わった2番手・桐敷が丸を二ゴロに打ち取り、3番手・石井に交代。石井は2死一・三塁で浅野を見逃し三振に取りピンチを切り抜けた。
7回の攻撃は1死から途中出場・島田が左安打、近本が三ゴロ併殺打で好機が潰えた。
