「勝負の分かれ目に」大谷翔平のドジャース、地区優勝には足りない要素が…?米メディア「勝ち抜くチームは…」

AI要約

ロサンゼルス・ドジャースは首位を維持しつつ、アリゾナ・ダイヤモンドバックスとサンディエゴ・パドレスが追い上げる中、パドレスの成功要因はチーム内のコミュニケーションである

ペラルタ選手がチームプレーの重要性を強調し、チームメイト間の情報共有が勝利を導いている

マルティネス氏は、パドレスが勝つチームに必要な特徴を見出し、チームの変化を評価している

「勝負の分かれ目に」大谷翔平のドジャース、地区優勝には足りない要素が…?米メディア「勝ち抜くチームは…」

 大谷翔平選手を擁するロサンゼルス・ドジャースはナショナルリーグ西地区で首位を保っているが、アリゾナ・ダイヤモンドバックスとサンディエゴ・パドレスの猛追を受けている。地区優勝争いが激しさを増す中、パドレスのデビッド・ペラルタは自信をみせた。米メディア『スポーツイラストレイテッド』のバレンティナ・マルティネス記者が言及した。

 パドレスが今季、成功をおさめている要因のひとつがコミュニケーションだという。ペラルタは「ここに利己主義はない。たとえアウトになったとしても、戻ってきたチームメイトに『投手のボールはこうだ』と伝える。だからチームメイトはどんなことにも対応できる。それが別次元のチーム、つまり勝ち抜くチームを作るんだ」と語った。

 ペラルタはかつてドジャースとダイヤモンドバックスでプレーした経験があり、競争力のあるチームでプレーすることの意味を理解している。チームメイトとのコミュニケーションは今に始まったことではないが、パドレスは試合中の情報を徹底的に活用するようになった。

 変化がみられるパドレスについてマルティネス氏は「勝つチームにはたいてい、他の球団にはない特徴がある。その特徴が、ワールドシリーズのリングを勝ち取るか、何も持たずに帰るか勝負の分かれ目になる。パドレスはそれを見つけた」と言及した。