【新潟記念】シンリョクカが新馬戦以来の勝利となる重賞初V

AI要約

新潟11R・新潟記念で8番人気のシンリョクカが初の重賞制覇を果たす。

最後方から追い込んだセレシオンがハナ差の2着、1番人気のキングズパレスは3着。

シンリョクカの血統や成績、競走結果について詳細。

9月1日の新潟11R・新潟記念(3歳以上オープン、GⅢ、ハンデ、芝・外2000メートル、11頭立て=ライトバックが競走除外、1着賞金=4300万円)は、木幡初也騎手の8番人気シンリョクカ(牝4歳、美浦・竹内正洋厩舎)が2番手追走からしぶとく脚を伸ばして勝利。一昨年秋に新馬戦を制し、キャリア1戦で挑んだ阪神JFで2着した実力馬が、2度目の勝利を待望の初重賞制覇で飾った。タイムは1分58秒0(良)。

道中は最後方で脚を溜めたセレシオン(3番人気)は、馬群を割って鋭く追い込んだものの惜しくもハナ差及ばず2着まで。1番人気に支持されたキングズパレスは、中団から追い上げて上位争いに加わったものの直線半ばで脚色が鈍り、さらに1/2馬身差の3着に敗れた。

新潟記念を勝ったシンリョクカは、父サトノダイヤモンド、母レイカーラ、母の父キングカメハメハという血統。北海道日高町・下河辺牧場の生産馬で、馬主は由井健太郎氏。通算成績は10戦2勝。重賞初勝利。管理する竹内正洋調教師、コンビを組んだ木幡初也騎手は、ともに嬉しいJRA重賞初制覇となった。