「打球が当たったとしても次の事をやらなければいけない」 館山昌平氏が楽天・藤井聖に辛口要求

AI要約

楽天は30日、オリックスとの試合で0-2で敗戦し、連勝が止まった。藤井聖の好投も打線が応えられず、今季4敗目を喫した。

解説者の館山昌平氏は、藤井聖の投球について「もったいなさがある」とコメント。投手としてさらなる成長を促している。

記事は、藤井聖の投球や試合結果に焦点を当てており、今後の成長が期待されている様子が伝わってくる。

「打球が当たったとしても次の事をやらなければいけない」 館山昌平氏が楽天・藤井聖に辛口要求

◆ 「もう一段上に行くためには…」

 楽天は30日、オリックスとの試合(楽天モバイル)に0-2で敗戦。連勝は「2」で止まり、ソフトバンクに勝利した3位・ロッテとのゲーム差は「3」に広がった。

 先発の藤井聖は、打球が右膝付近にあたるアクシデントに見舞われながらも7回7安打2失点の力投。救援陣もゼロを並べたものの、打線が投手陣の力投に応えられず藤井は今季4敗目(8勝)を喫した。

 先発した藤井聖について、30日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の館山昌平氏は「ちょっと残念な場面があったんですよ」と話を切り出すと、「初回に来田選手のバントがフライになって、捕手の石原選手とぶつかりながらアウトにした場面なんですけど、フライになった瞬間に安心してしまったと思うんですよね。この場面、石原選手は一塁ランナーを見ながらダブルプレーを狙っていたと思うんですよね…」とコメント。

 続けて「あとは6回に右膝付近に打球が当たるんですけど、結果として6回・7回まで投げ切ったんですね。もし投げ切れるのであれば、打球が当たったとしても次の事をやらなければいけないと思います」と話し、

「例えば、打球を弾いたファースト側に走って行って、ホームに繋ぐ準備をしなければいけないだとか。ちょっともったいなさがあると言うか、ここまで8勝してるんですけど、クオリティ・スタートがまだ5回だけだったんですよ。チームに勝たせてもらっている感じがあるので、もう一段上に行くためには、しっかりと周りの状況を見ていく。こういったことができるようになってくると、2ケタ勝利、あるいはチームを勝たせるカードの頭がふさわしいような投手になれると思いますね」4年目左腕がチームの柱となるために、更なる要求をした。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』