ウインブルドン女王クレイチコバが2回戦で世界122位の予選勝者に敗れる番狂わせ [USオープン/テニス]

AI要約

USオープンの女子シングルス2回戦で第8シードのクレイチコバが予選勝者に敗れる番狂わせが起きた。

クレイチコバは4年連続9度目の出場であり、昨年は1回戦で敗退していた。

他の試合ではパリ五輪金メダリストやシード選手が勝ち上がり、3回戦に進んだ。

ウインブルドン女王クレイチコバが2回戦で世界122位の予選勝者に敗れる番狂わせ [USオープン/テニス]

 シーズン最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月26日~9月8日/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、第8シードのバーボラ・クレイチコバ(チェコ)が世界ランク122位で予選勝者のエレナ ガブリエラ・ルース(ルーマニア)に4-6 5-7で敗れる番狂わせが起きた。試合時間は1時間45分。

 同大会に4年連続9度目(2014~15年&18~19年の予選敗退を含む)の出場となる28歳のクレイチコバは、初めて本戦入りした2021年のベスト8がシングルスの最高成績。第12シードで臨んだ昨年は、1回戦でルチア・ブロンゼッティ(イタリア)に4-6 6-7(3)で敗れていた。

 ウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)でグランドスラム2勝目を挙げたあとパリ五輪に出場して単複ともに準々決勝で敗れたクレイチコバは、USオープンに向けたハードコートの前哨戦ではプレーせずに今大会を迎えていた。

 金星を挙げたルースは次のラウンドで、テイラー・タウンゼント(アメリカ)を6-3 7-5で破って勝ち上がった第26シードのパウラ・バドーサ(スペイン)と対戦する。

 そのほかの試合ではパリ五輪金メダリストで第7シードのジェン・チンウェン(中国)、第14シードのマディソン・キーズ(アメリカ)、第19シードのマルタ・コスチュク(ウクライナ)、第33シードのエリース・メルテンス(ベルギー)、ワン・ヤファン(中国)、ユレ・ニーマイヤー(ドイツ)が3回戦に駒を進めた。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Qは予選勝者

<大会3日目◎8月28日|主な試合結果>

■女子シングルス2回戦

○68エレナ ガブリエラ・ルース(ルーマニア)[Q] 6-4 7-5 ●65バーボラ・クレイチコバ(チェコ)[8]

○72パウラ・バドーサ(スペイン)[26] 6-3 7-5 ●70テイラー・タウンゼント(アメリカ)

○79ワン・ヤファン(中国)6-0 6-4 ●77ディアン・パリー(フランス)

○88マルタ・コスチュク(ウクライナ)[19] 7-6(10) 6-1 ●86ハリエット・ダート(イギリス)

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○97ジェン・チンウェン(中国)[7] 6-7(3) 6-1 6-2 ●99エリカ・アンドレエワ(ロシア)

○103ユレ・ニーマイヤー(ドイツ)6-4 6-0 ●102内島萌夏(日本/安藤証券)

○113マディソン・キーズ(アメリカ)[14] 6-4 6-0 ●115マヤ・ジョイント(オーストラリア)[Q]

○120エリース・メルテンス(ベルギー)[33] 6-3 6-2 ●117アイラ・トムヤノビッチ(オーストラリア)