「完全にスト2」車2台を“破壊”の場外乱闘にファン騒然 「150キロvs175キロ」の怪獣対決で大惨事

AI要約

車を破壊する大乱闘に発展したWWE RAWのブロンソン・リード対ブラウン・ストローマンの怪獣対決。

リング外での場外乱闘が激化し、車のボンネットを目掛けた攻撃やセダンへの激しい攻撃が展開。

最終的にはリードの150キロの肉塊スプラッシュにより、車2台が大破する大惨事に発展した。

「完全にスト2」車2台を“破壊”の場外乱闘にファン騒然 「150キロvs175キロ」の怪獣対決で大惨事

【WWE】RAW(8月26日・日本時間27日/ロードアイランド・プロビデンス)

 物々しい雰囲気の「150キロvs175キロ」の怪獣対決は高級車2台を破壊する災害級の大乱闘に発展。車の屋根目掛けて150キロオーバーが降り注ぐ“肉塊スプラッシュ”で窓ガラスが吹き飛び車は大破。ファンからは格闘ゲームの名場面“車破壊タイムアタック”を彷彿させる全損シーンに「完全にスト2や…」と悲鳴があがった。

 WWE「RAW」でブロンソン・リードとブラウン・ストローマンの超ヘビー級対決が実現。現地でも「肉塊vs肉塊」と煽り狂っていた怪獣レスラー同士の対戦は、場外乱闘をこじらせ会場外での“器物損壊祭”へと発展。最後は高級セダンを大破させる大惨事となった。

 ともにWWEを代表する巨漢同士。リード「183センチ、150キロ、首の太さ51センチ、胸囲150センチ」とストローマン「2メートル3センチ、175キロ、首の太さ56センチ」に、実況の清野茂樹アナウンサーも”ゴジラ対キングコング”と興奮ぎみに語る。

 無骨な肉弾戦のみならず、互いに動きが機敏な点でも試合は激しさを増した。ゴングと同時に175キロのストローマンによるドロップキック、150キロオーバーのリードが場外へのトペを敢行するなど動ける超ヘビー級が躍動するが、この試合の本編は場外での乱闘にあった。

 試合中盤、突然、戦意喪失ぎみにリング外に逃げ込んだリードをストローマンが追う形で会場機材に激突させる場外乱闘が開幕。バックステージでリードがトラッシュボックスをぶん投げ、血が昇ったストローマンがケータリングスタッフに「八つ当たりチョークスラム」の凶行。さらにそこら中の機材を振り回す状況に清野アナウンサーは「完全にサファリパークですね…」と声を漏らすが、さらなる放送事故級のアクシデントが待っていた。

 会場外でストリートファイトとなった両者だが、もみ合いのなかで、ストローマンがリード駐車場に停めてあったセダン車のボンネット目掛けて「ボンネット・チョークスラム」を敢行。ファンから「高級車が…」「喧嘩のレベルじゃないぞ…」「車がああ」「車高が下がったぞ」と唖然とするなか、さらにストローマンがダメ押しでケージを放り投げ激突させる。

 さらに2代目のセダンにリードをスラムすると実況も「誰の車ですかね?」「凹みどろこじゃないですよ…」とドン引きぎみの会話を交わすなかで、リードが逆襲の鉄パイプ攻撃でストローマンを車の屋根でセッティング。

 実況の「え?まさか330ポンド(150キロ)」「あーマズい」、ファンの「やばい」「飛ぶぞ」「危ねえ」「嘘だろ」という悲鳴のなかで、リード必殺の肉塊スプラッシュ「TSUNAMI」炸裂の暴挙。4メートル強の高さから150キロが降り注ぐ衝撃で車の窓ガラスが吹き飛び、屋根もグニャリ大破。

 車2台を破壊する大災害にアダム・ピアース「RAW」GMやレフェリー、セキュリティが駆けつけるも時すでに遅し。「あかんやつや…」「ぎゃああ」などファンも騒然。さらに車が盛大に壊れるシーンに「完全にスト2」と伝説のゲームの”車破壊タイムアタック”を想起させるコメントも並んだ。

 

 清野アナがボソリと放った「怪獣を使った西部警察…」という言葉も印象的だ。あまりのダメージの大きさに2人の怪獣もグッタリした状態。特にスプラッシュを喰らったストローマンのダメージは甚大で「指の感覚がねえ」と2メートル超えの大男が弱音を吐く程のダメージで病院送り。もはや勝敗などどうでもいい大惨事となってしまった。(ABEMA/WWE『RAW』)