西武、悪夢のサヨナラ暴投でロッテ戦16連敗…渡辺監督代行「やらなくていいような点を大事なところでやってしまう」

AI要約

延長12回の悪夢のサヨナラ暴投でロッテが西武に勝利し、16連敗を飾った。

西武は敵地千葉での敗戦に苦しみ、投手陣の勝負弱さが露呈した。

打線もチャンスを生かせず、渡辺監督代行は敗戦を嘆いた。

西武、悪夢のサヨナラ暴投でロッテ戦16連敗…渡辺監督代行「やらなくていいような点を大事なところでやってしまう」

 ◆ロッテ4×-3西武(28日、ZOZOマリンスタジアム)

 悪夢のサヨナラ暴投で決着はついた。延長12回の死闘の末、開幕から続くロッテ戦の連敗は「16」に伸びた。敵地千葉のベンチには、屈辱的な敗戦の苦さをかみしめる西武ナインの姿が並んだ。

 延長12回2死一、三塁。ボーが投じたポランコへの初球は、捕手の柘植のミットが届かないすっぽ抜けだった。渡辺監督代行は「痛いバッテリーミス。やらなくていいような点を大事なところでやってしまう。勝負弱さが出た」と嘆いた。

 8回に同点にされたのも、平良の暴投による失点。初回に源田の適時二塁打と西川の2ランで3点をもらった先発の隅田が7回2失点と好投しながら、救援陣の2暴投が敗戦に直結した。

 打線も2回以降は追加点を奪えず、唐川を立ち直らせてしまった。「いい形でスタートしたが、その後はチャンスにあと1本が出ない。投打を含めて勝負弱さが出た」。渡辺監督代行もうつむくしかなかった。(安田栄治)