阪神・岡田監督 6番降格の佐藤輝に「伝わってけえへん」 バッテリーにも苦言呈す
阪神はDeNAに3-2で競り負け、連敗で3カード連続勝ち越しを逃す。
井上がプロ初本塁打で同点に追いつくも、村上が22号ソロを被弾し、敗戦。
打線組み替えも効果薄で、佐藤輝のブレーキとなる空振り三振も目立つ。
◇セ・リーグ 阪神2ー3DeNA(2024年8月28日 横浜)
1点を追う阪神は6回に5年目の井上のプロ初本塁打で同点に追いついたが、村上がその裏、オースティンに22号ソロを被弾し、競り負けた。村上は6回3失点も9敗目。
阪神は初回に森下の打球を蝦名が目測を見誤って二塁打となると、大山が右前に先制の適時打を放ったが、村上が3回に蝦名、オースティンに適時二塁打され、逆転を許した。打線を組み替えた阪神だが、6番に降格した佐藤輝は初回2死二、三塁で空振り三振に倒れるなど、ブレーキとなった。
阪神は連敗で3カード連続勝ち越しを逃し、4位・DeNAに1・5差に迫られた。
――オースティンもいい打者だが。
「まっすぐはないで」
――昨日もやられた。
「何十回言うてんのや。一緒やんか。力勝負では勝てんて」
――井上は期待に応えた。
「おーん。初ホームランやろ?そら応えたよな」
――4番を大山に変えた。
「ずっと打てへんからやろ。(佐藤輝を)よう使うた方やで」
――いつも言うように切り替えて。
「そんなんも伝わってけえへんけどな。そんなんもないやんか。俺が一人カリカリ怒ってるだけやんか。あとは何もないわ」