ヨーク氏が大胆発言 新加入のマズラウィよりも去ったワン・ビサカが優れている!?
ヨーク氏は、マンチェスター・ユナイテッドがアーロン・ワン・ビサカを放出し、ノゼア・マズラウィを獲得したことに疑問を呈している。
彼はワン・ビサカの守備力を評価し、彼の残留を支持すべきだったと述べている。
一方で、ワン・ビサカは新天地で守備と攻撃の両面で活躍し、放出が惜しまれるプレーを見せた。
元マンチェスター・ユナイテッドのスター選手、ドワイト・ヨーク氏は、レッドデビルズが実施したアーロン・ワン・ビサカの売却に納得がいってないようだ。
そのワン・ビサカは今夏、ウェストハムに7年契約の1500万ポンドで移籍。レッドデビルズは彼の代わりとしてバイエルン・ミュンヘンから1280万ポンド、プラスボーナス430万ポンドでノゼア・マズラウィを獲得した。
ヨーク氏はこの右サイドバックの補強戦略について、ミスを犯したと『Lord Ping』のインタビューで指摘しているのだ。
「ワン・ビサカは守備がとても上手で、このチームで自分の強みを生かすことに慣れなかった。オーバーラップする選手が欲しいなら、マズラウィは前進してもっと貢献してくれるだろう。しかし、最も重要なのは守備だ。そしてそれはワン・ビサカが最も得意としていたことだ。だから私なら彼を残し、起用しただろう」
そして、こう断言した。
「マズラウィはワン・ビサカより優れているとは思わない」
もちろんこれはヨーク氏の個人的な意見に過ぎないが、彼の見立て通りワン・ビサカはウェストハムの第2節のクリスタル・パレス戦で早速、持ち前の守備を発揮した。そして身体能力を活かして右サイドを駆け上がり、先制点の奪取に貢献。放出が勿体なく思えるほどの躍動ぶりだった。
さて、ユナイテッドのチーム戦略としてはマズラウィの能力を見込んだわけで、彼の奮闘を期待するしかない。マズラウィも守備では対人には定評がある。加えて攻撃参加も得意とし、パスで崩してサイドを駆け上がるシーンが見られるだろう。是非ともヨーク氏の懸念が外れるような、チームの勝利に貢献するプレイに期待したいところだ。