リーチマイケル「引退も考えた」困難な時期にスマートウオッチを導入 オフに15キロ増える選手も…体重管理にも活用

AI要約

ラグビー日本代表のリーチ・マイケル(35)がトレーニングにスマートウオッチを活用し、現在もレベルアップを図っていることを語った。

チームメートも体重管理にスマートウォッチを活用し、集合時の練習質の向上に取り組んでいる。

リーチはBL東京でのリーグワン2連覇を目指しており、常勝軍団を作り上げる決意を示している。

 ラグビー日本代表のリーチ・マイケル(35)が28日、アンバサダーを務めるガーミンジャパンの新製品発表会に出席。トレーニングにおけるスマートウオッチの活用と、所属するBL東京でのリーグワン2連覇への思いを語った。

 リーチは現在、日本代表を休んでコンディション調整中だが、日本代表が8強に進出した19年W杯のあと、蓄積した疲労と負傷に苦しみ、1年間で6度の手術を経験。体力も筋力も体重も低下し「引退も考えた」時期に、トレーニングにスマートウオッチを導入したという。

 「感覚だけでなく、正確なデータを使ってトレーニングの強度や回復具合を確認してレベルアップを図れるようにした。ラグビー選手の引退年齢は平均32歳と言われますが、僕は今年で36歳になるけどまだレベルアップできています」

 昨季まではリーチが個人的に活用していたが、今季はチームメートから「体重管理が苦手な選手5人」が仲間入り。5人のうち4人はトンガなど南太平洋諸島出身の選手で、中にはオフの間に15キロも増えてしまった選手もいるという。

 「そうすると集合して最初の練習の質が落ちてしまう。オフの間も適切に体重を管理すれば、いい状態で次のシーズンをスタートできる。だからトレーニングのデータや体重、睡眠のデータをアプリで共有するようにしました。今年の彼らは期待できる」と話したリーチは「2連覇、3連覇を目指したい」と、BL東京を常勝軍団に引き上げる決意を明かした。