「違いを生み出す」フリックがデビュー弾のオルモを激賞! 連戦連勝のバルサを強化する“オルモ効果”とは「彼の登場により…」

AI要約

バルサのハンジ・フリック監督が、ラージョ・バジェカーノ戦の勝利でデビューを果たしたオルモを称賛。

オルモの逆転弾が試合の流れを変え、バルサは3連勝を達成。

フリック監督はオルモの得点力やチームへの貢献を高く評価し、選手の加入がチームの調子を上昇させていることを示唆。

「違いを生み出す」フリックがデビュー弾のオルモを激賞! 連戦連勝のバルサを強化する“オルモ効果”とは「彼の登場により…」

 ラ・リーガ第3節、ラージョ・バジェカーノ戦に勝利したバルセロナのハンジ・フリック監督は、この試合でデビューを果たしたMFダニ・オルモを名指しで称賛した。開幕3連勝を飾った指揮官の試合後コメントを、スペインメディア『Relevo』が現地時間28日に伝えた。 

 ラージョは開幕節で日本代表MF久保建英が所属するレアル・ソシエダに勝利するなど今季はここまで調子がよく、この試合も早々に先制点を奪取。1点のビハインドで前半を終えたバルセロナは、ハーフタイム明けに新加入のオルモを投入した。すると戦局は一変し、60分にMFペドリ、82分にはオルモのゴールで一気に逆転。2-1で見事に開幕3連勝を飾った。

 試合後の会見でフリックは、前半の苦戦を認めたうえで、「後半の立ち上がりは良かったと思う。その理由は、オルモがピッチにいたからだ」とオルモを激賞。また、「ボールを持った時も、常に周囲がボールに近づき、サポートできていた。相手へのプレスも非常に良くなっていた。そう、それが後半に違いを生み出したんだ」と、オルモ投入によりチーム全体の動きが良くなり、攻守両面で優位に立つことができたと説明した。

 また、ドイツ人監督は、オルモがデビュー戦で逆転弾を決めたことについて、「ゴール前において、彼はMFとしてのゴールの決め方を熟知している。誰もができることではないが、彼はこの点で非常に優れている」と得点能力の高さに舌を巻くと「オルモは長い間、バルサでゴールを決め、勝利することを待ち望んでいた。そしてそんな彼の登場により、我々は試合をさらに支配することができた。彼のゴールもペドリのゴールも、他の選手とのコンビネーションがもたらしたものであり、とても良かった」とオルモを称えつつ、強力な選手の加入により、チームの調子が上向いていることを、満足げに語った。