熱海富士は自己最高の189キロ「体重増えて心配」も「動きは悪くない」三役目前…猛稽古で進化

AI要約

大相撲の熱海富士が健康診断で自己最高体重を更新し、体重増加の原因を明かす

20歳の熱海富士は急成長し、幕内上位に定着しているが、体重増加には苦しんでいる模様

秋場所への期待や新三役誕生を目指して、21歳の熱海富士は稽古熱心で進化を続けている

熱海富士は自己最高の189キロ「体重増えて心配」も「動きは悪くない」三役目前…猛稽古で進化

 大相撲の幕内・熱海富士(21=伊勢ケ浜部屋)が28日、東京・両国国技館で行われた定期健康診断を受診した。

 体重は189.4キロで、今年5月の測定から6キロ増。自己最高体重を大幅に更新した。「身長(の数字=185)を超えてしまった…体重増えちゃって心配です」と苦笑い。8月中の東北地方や北海道などを回った夏巡業で「おいしいもの食べ過ぎました」と明かした。

 ちょうど1年前、初めて180キロを超えて「ちょっと重いかな。これで動ければベスト」と話していた。その昨年秋場所では再入幕ながら優勝決定戦に進出する大活躍で、そこから幕内上位に定着するまで急成長を遂げた。体重が増えても「動きは悪くなっていないと思う」。稽古熱心な21歳は、体を鍛えながら進化し続けているようだ。

 秋場所(9月8日初日、東京・両国国技館)の番付は東前頭2枚目。今年に入ってから5場所連続で前頭2枚目以内の三役目前の地位を維持している。「2場所連続負け越しているのでそろそろ…」。静岡県出身戦後初の新三役誕生へ、2枚目以内で臨む“5度目の正直”を期した。