【ブリーダーズゴールドカップ】武豊オーサムリザルトが次元の違う走りで無傷7連勝!いざ米BCへ
第36回ブリーダーズゴールドカップで1番人気のオーサムリザルトが無傷の7連勝で勝利。武豊騎手は楽しい走りを楽しむことができた。
オーサムリザルトは後続を突き放し、5馬身差の完勝。デリカダが2着、ドライゼが3着に入った。
武豊騎手はブリーダーズゴールドカップの勝利でアメリカに向けた展望を語り、今秋は凱旋門賞にも騎乗予定。
[JpnⅢブリーダーズゴールドカップ=2024年8月27日(火曜)3歳上牝、門別競馬場・ダート2000メートル]
27日に門別競馬場で行われた第36回ブリーダーズゴールドカップは単勝1・1倍の圧倒的1番人気に支持されたJRAのオーサムリザルト(牝4、池江)がデビューから無傷の7連勝で前走のエンプレス杯に続いてダートグレード連勝を決めた。
3角過ぎから動いていき、4角手前ではすでに先頭に立つと、後は後続を突き放す次元の違う走り。終わってみれば5馬身差の完勝だった。2着にJRAのデリカダ、3着には大井のドライゼが入った。勝ち時計2分04秒0(不良)。
勝利へと導いた武豊は、「ちょっとレース(間隔)が空いていたが、とにかく状態がいいと聞いていたので、楽しみにしていたし、レースも全く危なげなくいい手応えでいい走りをしてくれた。いつもレース前に入れ込んでしまうのですが、今日はマシな方で、そこは一つクリアできて、いいスタートが切れました。ここまで悪い馬場は初めてでしたが、問題はありませんでした。向正面であまり進んで行かなかったんで、少し促したら、すぐに反応して先頭に早めに立ってしまいました。ここを勝てばアメリカに行きたいと思っていたので、ブリーダーズカップへ向かうと思います」。
今秋は凱旋門賞にも騎乗予定がある武豊。札幌開催は今週で閉幕するが、秋競馬も武豊から目が離せない。