ウガンダ代表で東京五輪出場のセムジュ・デビッドが日本ウエルター級王座獲得「もっと上に行く」【ボクシング】

AI要約

セムジュ・デビッドが石脇麻生を7回1分55秒TKOで倒し、日本ウエルター級王座を獲得した。

デビッドは多彩なパンチを繰り出し、一方的に攻め続けて試合を制した。

デビッドは来日から1年でタイトルを獲得し、石脇は13勝8敗1分けの戦績となった。

ウガンダ代表で東京五輪出場のセムジュ・デビッドが日本ウエルター級王座獲得「もっと上に行く」【ボクシング】

◇27日 ボクシング 日本ウエルター級王座決定戦(東京・後楽園ホール)

 同級4位のセムジュ・デビッド(31)=中日=が同級1位・石脇麻生(25)=石田=を7回1分55秒TKOで倒し王座を獲得した。

 ウガンダ代表として東京五輪に出場した経歴を持つセムジュ・デビッドは、初回からアッパーやガードを回り込むフックなど多彩なパンチを打ち込んでリングを支配。最後は蓄積したダメージで動きの鈍った石脇を一方的に攻め続ける展開となりレフェリーが試合を止めた。

 「まず神様に感謝。とてもハッピーだ。ただ、ここで止まらない。もっと上に行く」とセムジュ・デビッド。来日から1年でタイトルを奪い、これで6勝(4KO)1敗。敗れた石脇は13勝(9KO)8敗1分けとなった。