【競泳】本多灯がブレイキン初体験でリフレッシュ「挑戦することの楽しさを味わえた」

AI要約

パリ五輪代表の本多選手がマルチスポーツイベントで子供たちと交流し、新たな楽しみを見つける。

本多選手は失敗を受け入れ、メンタル面の強化に取り組む決意を示す。

オフシーズンを利用してリフレッシュし、次のシーズンに向けて準備を進める。

【競泳】本多灯がブレイキン初体験でリフレッシュ「挑戦することの楽しさを味わえた」

 競泳男子200メートルバタフライでパリオリンピック(五輪)代表の本多灯(22=イトマン東進)が、初体験で英気を養った。

 26日、スポーツ用品ブランド「デサント」が主催する東京・豊島区の中学生を対象としたマルチスポーツイベントに、バレーボール男子代表の甲斐優斗(専大)、ブレイキン(ブレイクダンス)の村上結菜(YUINA)と参加。35人の子供たちと競泳、バレーボール、ブレイキンの3競技を通じて交流した。自らも子どもたちに混じってブレイキン教室を体験。「これが初めて。新鮮味もあって、挑戦することの楽しさを改めて味わえた」と目を輝かせた。

 東京五輪での銀に続く2大会連続のメダルが期待されながら予選落ちに終わったパリ五輪については、「レース自体はタイム、泳ぎを見ても良くないものだったけど、そこが原因ではない」と自己分析。精彩を欠いた要因は「普段の生活だったりとか、気持ちの問題がほとんどだと思う」とし、メンタル面の強化に着手する考えを示した。

 オフシーズンでしっかりリフレッシュを図り、来季に臨む。10月までは遊びの予定がたっぷりと詰まっているといい「正直、水泳のことは忘れているぐらい」と笑顔。28年ロサンゼルス五輪へ「強い心や体を持てるように、今までの生活を振り返っていきたい」と、本番で力を発揮出来るようにすべく、力を蓄えていく。