大相撲秋場所、番付発表 十両優勝の白熊や阿武剋が新入幕

AI要約

大相撲秋場所(9月8日初日、東京・両国国技館)の新番付が26日、発表され、白熊と阿武剋が新入幕を果たした。

白熊は二所ノ関部屋からの幕内昇進であり、阿武剋は阿武松部屋の師匠の初の幕内力士となった。

夏場所で初優勝を果たした大の里が大関昇進の可能性がある一方、貴景勝は大関復帰のチャンスを掴むために頑張る。

大相撲秋場所、番付発表 十両優勝の白熊や阿武剋が新入幕

 大相撲秋場所(9月8日初日、東京・両国国技館)の新番付が26日、発表された。ともに日体大出身で名古屋場所で十両優勝した白熊と、モンゴル出身の阿武剋(おうのかつ)が新入幕を果たした。

 白熊は二所ノ関部屋では2024年1月の初場所の大の里に続く幕内昇進。阿武松部屋所属の阿武剋は、現在の師匠(元前頭・大道)が19年に部屋を継承して以来初めての幕内力士となった。

 5月の夏場所で初優勝(12勝3敗)した関脇・大の里は、7月の名古屋場所で9勝6敗。成績と内容次第で秋場所後の大関昇進が視野に入る。2場所連続の負け越しで大関から転落した貴景勝は西関脇。秋場所で10勝すれば大関に復帰できる。【岩壁峻】