日本のプロ野球では前人未到の40―40 最も惜しかったのは43本塁打38盗塁

AI要約

大谷翔平投手が史上6人目の「40-40」を史上最速の出場126試合で達成。4回に40盗塁目を決め、9回に40号サヨナラ満塁本塁打を打つ。

日本のプロ野球では40本塁打以上が59人(124度)、40盗塁以上が76人(166度)いるが、両方を同一シーズンでクリアした選手はいない。

秋山幸二は2度40-40に惜しくも届かず、他に別当薫が異なるシーズンで40-40を達成している。

日本のプロ野球では前人未到の40―40 最も惜しかったのは43本塁打38盗塁

◆米大リーグ ドジャース7x―3レイズ(23日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が23日(日本時間24日)、史上6人目の「40―40」を史上最速の出場126試合で達成した。4回に自身初の40盗塁目を決めて“王手”をかけると、同点の9回2死から2年連続3度目の40号を自身初のサヨナラ弾、しかも満塁本塁打で決めた。

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 ◆記録メモ 日本のプロ野球でシーズン40本塁打以上は、昨年まで59人(124度)、40盗塁以上は76人(166度)。同一シーズンに両方をクリアした選手は一人もいない。惜しかったのが西武の秋山幸二だ。87年は43本塁打に38盗塁。残り10試合で5盗塁を成功させたが、失敗4度で40盗塁に届かず。90年は51盗塁も35本塁打だった。秋山は85~87年に3年連続で3度の40発以上、40盗塁以上が90年の1度。異なるシーズンながら両方で40以上を記録したのも、他に別当薫(毎日=50年43本塁打、52年40盗塁)しかいない。