2試合連続先発の菅原由勢、必死のシュートブロックも及ばず…サウサンプトンは連敗スタート
サウサンプトンはホームでノッティンガム・フォレストと対戦し、劣勢の中でCKから失点し、0-1で敗れた。
菅原由勢は前節に続き右ウイングバックで先発し、攻守に奮闘したが、勝利には貢献できなかった。
サウサンプトンは開幕2連敗でスタートし、ノッティンガム・フォレストは今季初勝利を挙げた。
プレミアリーグは24日に第2節が行われ、サウサンプトンはノッティンガム・フォレストと対戦した。
昨季の昇格プレーオフを制し、1年でプレミアリーグの舞台に戻ってきたサウサンプトン。開幕戦は敵地でニューカッスルに0-1と敗れた中、勝利を目指すホームでの開幕戦でノッティンガム・フォレストを迎えている。今夏加入した日本代表DF菅原由勢は、前節に続いて右ウイングバックで先発に入った。
サウサンプトンは序盤から押し込まれ、ボックス内への侵入を許す場面も増えていく。それでも、10分付近には最終ラインからのビルドアップで相手陣内に入ることにも成功し始め、菅原由勢も攻撃に絡んでいく。25分にはサンガレに際どいシュートを許し、33分もCKから大ピンチを迎えたものの、35分には菅原由勢のクロスからチャンスを作った。前半はスコアレスで折り返す。
後半立ち上がりは両チームとも積極的に前に出る展開となり、サウサンプトンもボックス近くでチャンスを作っていく。ウォーカー＝ピータースが決定機を数回迎えたものの、いずれもシュートはDFがブロック。一方のノッティンガム・フォレストは、エランガのドリブルを中心にゴールを目指すが、菅原由勢ら守備陣が決定機を許さない。
スタジアムのテンションも高まる中、70分についに試合が動く。CKの流れからボールを奪い返すと、クロスをギブス＝ホワイトがヘッド。ゴール前にいた菅原由勢が懸命のクリアで跳ね返したものの、ギブス＝ホワイトが押し込んでいる。ノッティンガム・フォレストが待望のリードを奪った。
サウサンプトンはその直後、2選手を交代。菅原由勢もベンチに下がった。その後はゴールを目指して前に出るが、シュートまでは持ち込めない。試合はこのまま終了し、サウサンプトンはノッティンガム・フォレストに0-1で敗れている。
この結果、サウサンプトンは開幕連敗スタートに。一方で前節は引き分けていたノッティンガム・フォレストは、今季初白星となっている。
