FC東京、京都に3失点完敗…5戦未勝利&4試合連続無得点の状況にクラモフスキー監督「みんなで戦って乗り越えるしかない」

AI要約

FC東京は京都に3-0で完敗し、5戦未勝利で4試合連続無得点という厳しい状況にある。

クラモフスキー監督は試練を経て自らのプロセスを見つめ直し、次の試合への改善を図る決意を示した。

攻撃陣は決定機はつくったものの、ポストをたたくなどゴールを奪えず、厳しい状況が続いている。

FC東京、京都に3失点完敗…5戦未勝利&4試合連続無得点の状況にクラモフスキー監督「みんなで戦って乗り越えるしかない」

◇24日 J1リーグ第28節 京都3―0FC東京(サンガスタジアム)

 長いトンネルの出口は、いまだ見えてこない。FC東京は京都に完敗。5戦未勝利で、4試合連続無得点も継続となった。夏場の大失速から光明を見いだせずにいる。

 試合後、クラモフスキー監督は「こういう試練は重要。次の試合に向けどう反応するか。自分たちのプロセスは変わらない。分析してどこを改善し、良くできるか。ネガティブな部分とポジティブな材料を学んでいかないといけない。それは必ず自分たちに返ってくる」と必死に前を向いた。

 前半2分に左CKから先制点を与えると、同36分には再び左CKから追加点を決められてしまう。反撃に出たい後半開始5分には、長友を下げた左サイドを破られて3失点目。さらに、代わりに入った安斎が同13分に負傷交代するアクシデントにも見舞われる。

 全てが裏目に出た試合だった。一方で、攻撃陣は決定機をつくったが、シュートがポストをたたくなど最後まで沈黙。指揮官は「難しい状況の中にいる。そういうときはうまくことが運ばない」と嘆息し、こう続けた。

 「誰もが試されている。乗り越えていくにはみんなでハードワークしていく。もちろん今話したことは心に響かないかもしれない。みんなで戦って乗り越えるしかない」

 そう言うと、クラモフスキー監督は次節の広島戦に向け、長いため息を吸い込んだ。