R・エリアスが5戦6発、原大智は4戦3発!! 好調・京都がFC東京撃破でリーグ7試合ぶり完封勝利

AI要約

京都サンガF.C.がFC東京を4-0で破り、リーグ戦7試合ぶりの完封勝利を収めた。

試合では京都が圧倒的な攻撃力を見せ、R・エリアスや原が得点を挙げた。

一方のFC東京は難しい展開となり、苦しい戦いを強いられた。

[8.24 J1第28節 京都 0-4 FC東京 サンガS]

 J1リーグは24日、各地で第28節を開催した。京都サンガF.C.はFC東京に3-0で勝利し、ここ公式戦10試合を8勝1分1敗とした。また、京都の完封勝利はリーグ戦7試合ぶりとなった。

 京都は開始29秒でゴールに迫る。前線でボールを奪うとFW原大智の折り返しをFWラファエル・エリアスがシュート。これはGK野澤大志ブランドンに防がれた。それでも前半2分、MF平戸太貴が蹴った右からのCKをR・エリアスが頭で合わせ、あっという間に先制点を奪った。R・エリアスは5戦6発と好調を維持している。

 さらに前半36分、京都はまたも左からのCKからゴールを決める。原がゴール前で頭一つ抜け出してヘディングシュートを放ち、古巣から得点を奪った。原も4戦3発と得点を重ねている。

 前半を2点リードで終えた京都は後半3分、右からのCKを原が合わせるも野澤のセーブに阻まれる。それでも同5分、高い位置でボールを奪うとショートカウンターから平戸がペナルティエリア内右から右足を振り抜き、ニアサイドに突き刺してリードを広げた。

苦しい展開となったFC東京は後半9分、ハーフタイム明けから投入されたDF安斎颯馬が相手選手に顔を蹴られてプレー続行が不可能に。無念の負傷交代を強いられた。同23分にはFWディエゴ・オリヴェイラのシュートのこぼれ球をFW仲川輝人がバイシクルシュートで押し込んだが、オフサイドでノーゴールとなった。

 FC東京は後半24分、新戦力FWエヴェルトン・ガウディーノがJ1デビューを果たす。すると同30分、E・ガウディーノのクロスをMF高宇洋が頭で合わせると、ボールはクロスバーに直撃。そのこぼれに高が自ら左足を振ったが、枠の上に飛んだ。同39分にはMF俵積田晃太がカットインからシュートを放つも、ボールは相手に当たってコースが変わりながらGKク・ソンユンの超反応に逢う。右手で弾かれたボールはクロスバーに弾かれた。

 終盤はFC東京が押し込むも、京都は最後まで集中して守り抜いた。終了間際には京都の特別指定MF中野瑠馬(立命館大)がゴールネットを揺らすも、ゴールに入る前に原の手に当たっていたためノーゴールに。それでも京都が3-0で試合を締め、勝ち点3を獲得した。敗れたFC東京は5試合勝利なしとなった。