キングジョージ覇者ゴリアットの馬主「ジャパンCは素晴らしい選択肢。行く可能性は高い」

AI要約

フランス調教馬ゴリアットがジャパンCへの参戦意欲を示す

ゴリアットの次走は未定だが、フォワ賞やオイロパ賞が候補に挙がる

ジャパンCの参戦可能性が高く、ブリーダーズカップへの出走には不安がある

キングジョージ覇者ゴリアットの馬主「ジャパンCは素晴らしい選択肢。行く可能性は高い」

 キングジョージ6世&クイーンエリザベスSを快勝し、「ロンジンワールドベストレースホースランキング」で2位になっているフランス調教馬、ゴリアット(セン4、F・グラファール)の陣営が今秋のジャパンC(G1、芝2400メートル、11月24日=東京)参戦に意欲を見せていることがわかった。同馬の権利を新たに購入した米国人のジョン・スチュワート氏(レゾリュートレーシング)のコメントを23日、ブラッドホース電子版が伝えている。

 スチュワート氏は「ゴリアットはセン馬なので種牡馬になるわけではなく、国際的なレースに参加させたいです」とコメント。ブリーダーズカップ、ジャパンC、ドバイや香港国際競走などの選択肢を挙げ、「ブリーダーズカップ(ターフ)は魅力的で出走させたいが、調教師(グラファール師)と話したところ、(舞台となる)デルマー競馬場がゴリアットにとってベストな馬場(トラック)なのかはわからない。馬場は少し狭いし、彼は大きな馬です。私たちはジャパンCは素晴らしい選択肢で彼に合っていると思います。おそらく日本に行く可能性は高いでしょう」とジャパンC参戦の意向を語っている。

 ゴリアットの次走は未定となっているが、セン馬のため、凱旋門賞の出走資格は持っておらず、9月か10月に欧州で一戦する予定、と記事は伝えている。

 また、「サラブレッドデイリーニュース」電子版は管理するグラファール師の談話を紹介しており、同師はゴリアットの次走の候補にフォワ賞(G2、芝2400メートル、9月15日=パリロンシャン)と、ドイツのオイロパ賞(G1、芝2400メートル、9月22日=ケルン)の名前を挙げ、その後の選択肢に英チャンピオンS(G1、芝1990メートル、10月19日=アスコット)、BCターフ(G1、芝2400メートル、11月2日=デルマー)、ジャパンCを挙げている。