ワールドオールスタージョッキーズ急きょ出場のティータン騎手「休暇中に連絡を受けた時、すぐに”YES!”と」【小泉恵未コラム】

AI要約

ワールドオールスタージョッキーズに急きょ参加する香港のカリス・ティータン騎手が日本のファンの前で騎乗する喜びを語る。

ティータン騎手は香港競馬の厳しさと挑戦を語り、札幌競馬場での全鞍でのチャレンジを誓う。

キーンランドCではモレイラ騎手、ホー騎手との香港対決に臨み、競馬界のトップジョッキーとの競り合いに備える姿勢を示す。

ワールドオールスタージョッキーズ急きょ出場のティータン騎手「休暇中に連絡を受けた時、すぐに”YES!”と」【小泉恵未コラム】

 ワールドオールスタージョッキーズは、7日にリサ・オールプレス騎手が落馬骨折のため、香港のカリス・ティータン騎手が出場することが決まりました。ティータン騎手に独占インタビューです。

 ―急きょの騎乗となりましたが、久しぶりの日本はいかがですか?

 「まずこの機会をいただいたJRAに感謝し、また、香港ジョッキークラブにも香港を代表して日本に来るよう依頼してくれたことに感謝します。2019年以来、再びこのレースに参加することができて、とてもうれしいです。この決断は非常に迅速でした。休暇中に『他のジョッキーの代わりに来てほしい』という連絡を受けた時、すぐに”YES!”と答えました」

 ―土曜に7鞍、日曜に5鞍騎乗予定がありますね

 「土曜と日曜に騎乗依頼を頂いた全ての馬で”チャレンジ”に勝ちにいきます。競馬を愛する日本のファンが集まる札幌競馬場。皆さんの前で騎乗できること、また日本の騎手たちと会えるのも楽しみにしています」

 ―キーンランドCは、モレイラ騎手、ホー騎手との香港対決でもありますね。勝つための秘訣(ひけつ)を教えてください

 「香港の競馬は本当にタフで厳しくて、レースで勝つのは容易ではありません。どのジョッキーも、毎シーズン、自分を改善し続けることに注視しています。それが香港での成功の秘訣(ひけつ)だと思っています。すべてのレースビデオを見て、自分の騎乗を振り返り、世界のトップジョッキーと競い合うために自己改善を続けています。香港での騎乗は本当に私を成長させてくれました。札幌でもそんな僕の姿を見ていただければ幸いです。札幌競馬場でいただけるチャンスを生かせるよう、頑張ります!」

 主役はティータン騎手騎乗のセッションに。前走初のスプリント戦は出遅れて最後方からも、直線には大外を回って、ラスト3Fは33秒7で上がり最速をマーク! 晴雨兼用も大事なポイントです。他馬では、夏は牝馬! 連覇を目指すナムラクレアとフィリーズレビュー勝ちのエトヴプレ。重い芝と道悪が合うエイシンスポッター、函館スプリントSの勝者サトノレーヴまで買います。 (フリーアナウンサー)