【阪神】連勝の高橋遥人「今回の方がすごく達成感が」手術前と重なる?「自分でもそういう感じ」
阪神・高橋遥人投手が6回0/3を4安打1失点で2勝目を挙げ、続くリリーフ陣も踏ん張り、広島に3-1で勝利した。高橋は再度の復帰登板で前回より良い投球を見せ、チームに勝利をもたらした。
高橋はストレートや内角の直球が良く、後半からさらに調子を上げた。フォームの変化やファームでの練習も効果を発揮し、チームを支えた。
試合後の高橋はチームや応援に感謝しつつ、自身の投球に満足感を示した。手術後のテンポのよさや自信を持って投げる姿勢が復活前と重なり、チームに安定したピッチングをもたらした。
◆JERAセ・リーグ 広島1―3阪神(23日・マツダスタジアム)
阪神・高橋遥人投手が6回0/3を4安打1失点(自責0)で2勝目を挙げた。初回2死から小園に中前打を許したが、末包から空振り三振を奪うと、2回から5回は無安打。3点リードの7回に連打と大山の失策で無死満塁を迎えて降板したが、救援した石井がリードを守った。左肘のトミー・ジョン手術に加え、左肩など複数回の手術を乗り越え、復帰2度目の登板。11日の広島戦(京セラD)では1009日ぶりの1軍登板で1025日ぶりの白星を挙げたが、またも首位を倒して2戦2勝とした。以下は試合後の高橋の主な一問一答。
(ヒーローインタビュー)
―リリーフが踏ん張った
「本当にかっこいいなと思って、リリーフのみなさん様々です」
―中11日で準備
「すごく間をいただいているので、試合を作って。前回よりは…一緒くらい緊張しました」
―手応えは
「前回より全然良くて、思い切って腕を振れたかなと思います。(直球が)良い感じでした、後半から」
―この日一番よかったのは
「(6回無死一塁で)ゲッツーを取れたのが良かった。最後は打たれてしまったけど(石井が)大智すごいなと思いました」
―前回とも違う1勝
「大事な1戦目を投げさせてもらって、試合を作るのが目標だった。それができてよかったのと、今日の方がいつも通りの自分で投げられたと思います」
―首位・広島を相手に
「すごく暑くて、ビジターも久々でしたけど。たくさんの応援のおかげでいいピッチングができました。あっ、いいピッチングだったか分からないですけど」
(ペン記者取材)
―変化球もよかった
「でも、ストレートがよかったかなと。変化球はそんなに変わらず、しっかり投げられたかなと思います」
―後半から良くなったのか
「中盤4、5回くらいから。最初の3回よりよかったかなと思います」
―足の上げ方などフォームを変えてタイミングを外した
「その場で思いついて。ファームでも何回かやっていて」
―前回の勝利と比べて
「今回の方がすごく達成感というか、ボールも納得できるボールだったので。この前はいっぱいいっぱいだったんですけど、きょうの方が落ち着いて投げられたのかなと思います」
―手術前の姿と重なる
「テンポよく投げられて、ゴロが多くなった時は自分でもそういう感じしました」
―要所で内角の直球も
「いいボールいってるかなというのもあったし、梅野さんが要求してくれたので、自信を持って投げられました」