大谷翔平 14試合ぶりのマルチ安打!史上6人目となる「40本塁打40盗塁」の偉業にあと1本塁打2盗塁

AI要約

大谷翔平、40本塁打40盗塁達成に迫る活躍

ロサンゼルス・ドジャースの逆転勝利とチームの好調

大谷翔平の復帰への兆しと明日の最終戦に期待

大谷翔平 14試合ぶりのマルチ安打!史上6人目となる「40本塁打40盗塁」の偉業にあと1本塁打2盗塁

<2024年8月20日(日本時間21日)ロサンゼルス・ドジャース対シアトル・マリナーズ@ドジャー・スタジアム>

ドジャース・大谷翔平投手(30)は「1番・DH」でスタメン出場。

8回にこの日2本目の安打となる右越えのシングルヒットを放つと、すかさず今季38個目となる二盗を記録した。史上6人目となる「40本塁打40盗塁」の偉業にあと1本塁打2盗塁とした。

快速自慢の大谷でも、急ブレーキを踏むしかなかった。直前に代打ヘイワードが勝ち越し3ランを放った後の8回2死無走者で迎えた第5打席。

5番手右腕ボスの6球目、カットボールをフルスイングすると打球はあっという間に右翼フェンスを直撃したため、大谷は二塁への進塁をあきらめた。

角度19度、速度は驚きの115.5マイル(約185.8キロ)。まさに“弾丸ライナー”だ。

3回の第2打席も圧巻の一打だった。先発右腕ミラーが投じた外角寄りスプリットを弾き返すと、ライナーとなって右中間を真っ二つ。

今季6本目の三塁打は第5打席には及ばなかったものの、こちらも打球速度109.8マイル(約176.6キロ)を計測した。

第1打席は空振り三振、第3打席は投ゴロ、第4打席は守護神ムニョスと対戦していい当たりの一塁ライナーに倒れ、この日は5日以来14試合ぶりのマルチ安打となる5打数2安打1盗塁だった。

8回に出塁した時には、ベッツの打席で二盗を成功させた。これで今季38盗塁として、「40本塁打40盗塁」にあと1本塁打2盗塁と迫った。

逆転勝ちでご機嫌のロバーツ監督は大谷について「すごいね。彼が40本塁打を打つのを楽しみにしたいし、リッキー(ヘンダーソン)がしたように、二塁ベースを掴んで持ち上げるのを見たいね。彼(大谷)にはそれをやって欲しい。もちろん本塁打でもやってくれたら最高だ」とジョークを飛ばした。

試合前には、投手復帰にも明るい兆しが見られた。手術後初めて、2日連続でキャッチボールを行ったのだ。距離を30メートルほどに伸ばし、力のこもった投球を披露した。

立ち投げで55球を投げた後、捕手を座らせて16球。最速は85マイル(約137キロ)で、ストレート、ツーシームに加え、カットボール、スライダーも試投した。

チームはこれで3連勝。2位パドレスとは依然3ゲーム差のままだ。明日のこのカード最終戦は、13連戦の最終試合となる。いい形で締めくくりたいところだ。

テレ東リアライブ 編集部