「日本の人々と強い絆を感じている」コリン・モリカワ&ザンダー・シャウフェレの「ZOZO」出場が決定!

AI要約

米ツアー「ZOZOチャンピオンシップ」に前年覇者モリカワとメジャー2勝のシャウフェレが出場。両者がコメントを寄せる。

大会は予選カットなしの4ラウンド制で、賞金総額は850万ドル。過去の優勝者や今年の成績を振り返りつつ、日本での大会の意義を説明。

今年の大会では世界最高峰のプレーを期待するゴルフファンへ向け、チケット販売が8月20日より開始されたことを紹介。

「日本の人々と強い絆を感じている」コリン・モリカワ&ザンダー・シャウフェレの「ZOZO」出場が決定!

 日本で開催される10月24日開幕の米ツアー「ZOZOチャンピオンシップ」(アコーディア・ゴルフ習志野CC/千葉県)に、前年大会覇者のコリン・モリカワ(米)と、今季メジャー2勝のザンダー・シャウフェレ(米)が出場することが発表された。

 メジャー2勝を含むツアー通算6勝のモリカワは、前年大会の最終日を「63」で回り、大会史上最多差となる2位に6打差の圧勝で飾った。今季、4月「マスターズ」での3位タイや、6月「ザ・メモリアルトーナメント」の2位を含め、7度トップ10入りしており、世界ランキングは7位につける。

 6度目の出場となるモリカワは「(前年)優勝できたことは、本当にうれしかった。新しいシーズンが始まるたびに、スケジュールを必ずチェックしている数少ない大会の一つなので、とても大きな意味を持つ優勝でした。日本に縁を持つ私は、日本の人々と強い絆を感じており、日本での大会では沢山の方々から応援を頂いています。再び大勢のファンから応援していただけることを楽しみにしています」とコメントを寄せた。

 シャウフェレは今季、5月「全米プロ」で念願のメジャー初制覇を達成し、7月「全英オープン」でメジャー2勝目、ツアー通算9勝目を飾った。今年は他にも10度のトップ10入りを果たし、開催中のプレーオフのランキング及び世界ランキングで2位につけている。

 母方の祖父母など親戚が日本で暮らすシャウフェレは、「メジャー2勝を達成し、今年の『ZOZO CHAMPIONSHIP』のタイトルをかけて優勝争いをすることは、大きな目標です。優勝すれば間違いなく2024年シーズンの大きな弾みとなります。日本での家族との再会や、世界でも特にゴルフをよく理解し礼儀正しい日本のファンの前でプレーができるのを楽しみにしています。習志野で皆さんにお会いし、優勝トロフィーをこの手にしたいと思います」と意気込んだ。

 今年も大会は、予選カットがなく、78名の選手が4ラウンドを戦う。フェデックスカップ・フォール8大会の1つとして、フェデックスポイントランキングの上位60名と大会を共催する日本ゴルフツアー機構の上位選手などが出場する。賞金総額は850万ドル。

 日本で開催される唯一の米ツアーとして、2019年に初開催され、第一回大会でタイガー・ウッズが松山英樹に3打差をつけて優勝し、サム・スニードと並ぶ、米ツアー最多優勝記録の通算82勝目を飾った。

 カリフォルニア州で行われた2020年は、パトリック・カントレー(米)が優勝。開催地が日本に戻った2021年は、同年に「マスターズ」で日本人として初めてメジャー制覇を達成した松山英樹が凱旋優勝を果たした。2022年はキーガン・ブラッドリー(米)が勝利をつかみ、2023年はモリカワが大会新記録で優勝した。

 今年も世界最高峰のプレーを待ち望む日本のゴルフファンの期待が高まっている。なお、「ZOZO CHAMPIONSHIP」の観戦チケットは、8月20日より販売が開始されている。