夫をガンで亡くした女性に突然届いた、ウィリアム皇太子夫妻の感動的な手紙とは?

AI要約

ウィリアム皇太子夫妻は、亡くなったピート・モリスに悔やみの手紙を送り、彼との良い思い出を共有した。

トレーシー・モリスは、ウィリアム皇太子夫妻からの手紙を特別なものとして受け取り、感謝の意を示している。

記事では、ウィリアム皇太子夫妻とピート・モリスとの交流、彼の地域社会への貢献について触れられている。

夫をガンで亡くした女性に突然届いた、ウィリアム皇太子夫妻の感動的な手紙とは?

ウィリアム皇太子夫妻は、夫をがんで亡くしたトレーシー・モリスに哀悼の意を表した。

「とても驚きました。夫ピートが亡くなったことをおふたりがどうしてご存知なのかもわかりません」と8月13日付の「サン」紙で語ったのはトレーシー・モリスという女性だ。彼女の夫は今年の5月、がんのため47歳で亡くなった。ところがその後、ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃から心温まるお悔やみの手紙が送られてきたのだ。「皇太子妃も治療中だから、気に留めてくださったのかもしれませんね」とトレーシー。確かに、キャサリン皇太子妃は今年の3月、がんを患っていることを公表している。

ひとつ言えることは、ウィリアム皇太子夫妻が亡きピート・モリスと面識があったことだ。ピートは2016年から「リトル・ドラゴン・ピザ・バン」というフードトラックをやっていた。2023年4月、皇太子夫妻はピートの店を訪れ、ピザを127.5ポンド分購入した後、ウェールズ地方のダウレイス村のラグビークラブへ行って、セントラル・ビーコンズ山岳救助隊にピザをふるまった。「夫は、皇太子夫妻の気さくな人柄について話してくれました。お悔やみの手紙はたくさんいただきましたが、皇太子夫妻の手紙は私たち家族にとって本当に特別なものです」とトレーシーは感激する。

皇太子夫妻からの手紙はピートの葬儀の際に読み上げられた。「親愛なるトレーシー、キャサリンと私は、ご主人ピートのご逝去の報に接し、大変悲しく思いました。ご冥福を心よりお祈り申し上げます。ご主人を亡くされたご心痛は計り知れないものと存じます。ご家族の皆様に心より哀悼の意を表します」と手紙にはあり、さらにピート・モリスとの出会いは良い思い出であることが綴られていた。そして最後に、「ピートが地域社会に大変寄与し、尊敬されていた人物であることを存じ上げています。だからこそ彼の死にこれだけ多くの人が反応したのでしょう。彼が多くの人々に影響を与えたということに、心の慰めを見出されることを願っています。私たちの手紙はたいした慰めにもなりませんが、私たちの思いはあなたやご家族と共にあることを知っていただきたかったのです」と締めくくられていた。ザ・サン紙によると、この手紙はピートの8歳と5歳の娘たちのために額装して保存されるそうだ。