マジ?宣伝?米“伝説ラッパー”ドクター・ドレーがアーチェリーで4年後のロス五輪出場を「真剣に狙う」と宣言…元金メダリストがコーチ役を買って出たが…

AI要約

米国の伝説的ラッパーであるドクター・ドレー(59)が、4年後のロサンゼルス五輪にアーチェリーの米国代表で出場を目指していることを明かす。

ジャスティン・ヒューシュ(49)、アトランタ五輪で2つの金メダルを獲得したアーチェリー選手が、ドクター・ドレーのコーチ役オファーをしている。

ドクター・ドレーは、アルバムのプロモーションか本気の挑戦か、注目を集めている。

マジ?宣伝?米“伝説ラッパー”ドクター・ドレーがアーチェリーで4年後のロス五輪出場を「真剣に狙う」と宣言…元金メダリストがコーチ役を買って出たが…

グラミー賞を8度受賞している米の伝説ラッパーの ドクター・ドレー(59)が4年後のロサンゼルス五輪にアーチェリーの米国代表で出場を狙っていることを明かし、アトランタ五輪で団体、個人で2つの金メダルを獲得したジャスティン・ヒューシュ(49)が「本気で考えているなら私にオファーして」とコーチ役を買って出た。ドレーはパリ五輪の閉会式での引き継ぎ式に同じくヒップホップ界の“レジェンド”のスヌープ・ドッグ(52)とタッグを組み登場していた。

 本気なのか。それとも新作アルバムのプロモーションなのか。

 伝説のラッパーが、ロス五輪挑戦を口にしたのが5日前。ドクター・ドレーが米エンタメ系メディア「エンターテイメント・トウナイト」のインタビューに答え、アーチェリーで2028年のロス五輪の米国代表を狙うことを明かしたのだ。

「2028年の五輪出場を目指そうと思っている。アーチェリーだ。死ぬほど真剣だぜ」

 しかも自宅に裏庭にアーチェリーの的など練習環境を整えたという。

「中学生の頃からアーチェリーを始めた。しばらくやっていなかったけれど、息子が、私の誕生日のプレゼントなのか、父の日のプレゼントかのかわからないが、一式セットを買ってくれたので裏庭に的が用意してある。オリンピックの予選は77フィート(23メートル)らしいが私は90フィート(27メートル)で練習している」

 可能性について聞かれたドレーは「面白いだろ。ここロスで金メダルを獲得することができれば、何でもやれるような気がするんだ」

 ドレーは、パリ五輪の閉会式で、次期開催地のロスへのフラッグバトンセレモニーのVTR映像で、ロングビーチに設営された特別ステージに登場し、スヌープ・ドッグと共に2曲を熱唱した。

 ドレーはスヌープと組んで11月にニューアルバム「Missionary」をリリース予定。現在制作中らしいが、そう聞くとこのアーチェリーでのロス五輪の米国代表挑戦もプロモーションの匂いがプンプンするが、この宣言が波紋を広げた。

 力強い援軍が現れたのだ。アトランタ五輪でアーチェリーの団体、個人で金メダルを獲得したヒューシュが、米スクープ系メディア「TMZスポーツ」の取材に答え、ドレーのコーチ役を買って出た。

「アーチェリーはゴルフのようなものです。何歳になっても誰でもできます。年齢制限などありません。私も50歳になるが、まだ高いレベルで競争していますし、過去数年でアーチェリーをしたことのない人のチームを作ったこともありました」

 ロス五輪時に63歳となるドーレの年齢に問題がないことを示した。

 ただ「重要なのは、彼が時間と労力をトレーニングに費やすことができるかどうかということ。.本当に上達するためには、1日6時間か7時間の努力が必要になります。今から天才になることもできますが、実際には、どうなるかわかりません」との条件もつけた。アーチェリーはメンタルスポーツと言われているが、正確な動作を続けるためのフィジカルは必要。技術トレーニングだけで代表の座を射止めることはできないだろう。

 その上で、こうメッセージを発信した。

「ドクター・ドレー!私に連絡を下さい。すぐに駆けつけます。私は南カリフォルニアに住んでいるので、あなたの家にいきますよ。私は、あなたと一緒にトレーニングするための時間を作ることができます。最高の道具を揃えるための私のトップスポンサーも紹介しますし、五輪のトップコーチと連絡を取ることもできます。必要なものは何でも揃えることができます。もし本気なら私にオファーしてみて下さい」

 ドレーはこの元金メダリストの申し出に果たしてどんな反応を示すのか。

 伝説のラッパーが挑戦するだけでも話題性十分。いくら元金メダリストがコーチについても、代表の座をゲットすることは、簡単ではないだろうが。4年後のロス五輪に向けて、もうひとつのアメリカンドリームの行方に注目が集まる。