【甲子園】皆勤校の大社が歴史塗り替えた今大会「扉をこじあけた中心にいたのは馬庭」石飛監督

AI要約

大社がベスト8で敗れ、石飛監督が選手の偉業をたたえた。

選手たちは歴史を動かし、100周年の年に甲子園出場から記録を更新した。

石飛監督は皆勤校である大社への感謝の気持ちを述べた。

<全国高校野球選手権:大社2-8神村学園>◇19日◇準々決勝

 快進撃を続けた大社がベスト8で敗れた。ただ、歴史を動かした選手を石飛文太監督(42)がたたえた。

 107年ぶりの4強入りを逃したが、「32年ぶりの出場とか63年ぶりの勝利とか107年ぶりの夏2勝とか93年ぶりのベスト8とか何年ぶりが出てきて、その扉をこじあけた中心にいたのは馬庭ですし、この子らが歴史を動かしてくれたなと思いますし、今日の負けは悔しいです。ただ、歴史を動かしてくれたことにはうれしいです」と振り返った。

 甲子園会場100周年の年に32年ぶり出場から歴史を塗り替えてきた。「いろんなことの縁があって、それが出雲大社の縁だったりとかだと思います。106回大会で107年ぶりの夏2勝なので。それが8月15日だったので。いろんなことを考えた日でした」と2回戦の創成館(長崎)に勝った8月15日を感慨深げに振り返った。

 第1回の地方大会から出場を続けている皆勤校でもあり、「今ここでみんなと一緒に野球をやれせていただいているのが言葉では何て説明していいのかわからないくらい尊いもの。素晴らしいチームに素晴らしい試合をさせていただいて、3勝できたのは先人たちのおかげ」と改めて感謝した。