大社、93年ぶり8強 石飛文太監督「生徒の夢は無限大だ」 夏の甲子園
石飛文太監督が、タイブレークを制して8強進出を果たしたチームの可能性と夢の大きさを讚える。
選手たちが目標に向かってプレーし、犠打で勝利をもたらした安松に感動した石飛監督。
大社らしい野球を展開し、想定外の守備力を見せつけた石飛監督。早実の執念も称賛。
2試合連続でタイブレークを制し、93年ぶりに8強に進出した石飛文太監督は「この子たちの可能性、生徒の夢は無限大だ」とナインをねぎらい「1点にこだわる大社らしい野球ができた。タイブレークで磨いてきた守備がここで出るとは思わなかった」と振り返った。
コメントは以下の通り。
最後までどうなるか分からない試合だったが、選手一人一人が目標に向かっていった。
本当はもう1イニング早く馬庭に勝利をあげたかった。この子たちの可能性、生徒の夢は無限大だ。
タイブレークの場面で、ここで犠打を決められる人は手を挙げろと言ったら、安松が手を挙げた。私は信じるしかなかった。うまく決めてくれて泣けてきた。
先取点を取り、追加点が取れずミスが出たが、1点にこだわる大社らしい野球ができた。タイブレークで磨いてきた守備がここで出るとは思わなかった。
早実はプロ選手を多く輩出している素晴らしい学校。途中から難しい試合になるとは伝えていたが、何人かにはサヨナラで決めるぞと言っていた。執念を感じさせた。