「いい投手が控えている」 大社エース馬庭、投球制限「1週間500球」を問題視せず 夏の甲子園

AI要約

馬庭優太が全国高校野球選手権大会で3試合連続完投し、チームを8強に導いた。投球数は1週間に500球の制限を意識したもので、18日に19日の試合に向けて準備を進めている。

馬庭の投球回数は30回で、計401球を投げた。1週間500球の制限には93年ぶりの快挙が除外され、準々決勝と準決勝で計236球が上限となる。

石飛文太監督は制限内での起用を考え、チームの勝利に注力している。

「いい投手が控えている」 大社エース馬庭、投球制限「1週間500球」を問題視せず 夏の甲子園

 全国高校野球選手権大会で1回戦から3試合連続で完投し、93年ぶりにチームを8強に導いた大社の左腕馬庭優太の投球数が、投手の身体的負担を軽減する「1週間に500球」の球数制限を意識する数になっている。18日に取材に応じた馬庭は「球数は少し気にするが、後ろにはいい投手が控えている」と深刻には捉えていない様子だ。

 甲子園での投球回数は30回。1回戦・報徳学園(兵庫)戦で137球、2回戦・創成館(長崎)戦で115球、3回戦・早稲田実業(西東京)戦で149球を投げ、投球数は計401球になった。

 1週間500球のルールに当てはめると、報徳学園戦の137球が除外されるため、19日の準々決勝・神村学園(鹿児島)戦と、仮に勝ち上がった場合の準決勝の2試合で計236球が上限となる。18日の前日練習はノースローで、打撃練習に励んだ。

 石飛文太監督は「球数制限はこの数なら問題ない。投手の調子とチームの勝利を考え、起用する投手を選んでいる」と述べた。