大社、107年ぶりの4強ならず 神村学園に2―8で敗れる 全国高校野球選手権大会

AI要約

大社は神村学園に2―8で敗れ、107年ぶりの準決勝進出を逃す。

大社は先制し、追いつかれるも再度同点となる展開。

しかし、投手陣が打ち込まれ4点を失い、神村学園に敗れる。

大社、107年ぶりの4強ならず 神村学園に2―8で敗れる 全国高校野球選手権大会

 【全国高校野球選手権大会準々決勝 大社2―8神村学園】

 93年ぶりの準々決勝に臨んだ大社(島根)は、神村学園(鹿児島)に2―8で敗れ、107年ぶりの準決勝進出はならなかった。

 大社は一回1死三塁から3番石原勇翔の遊ゴロで先制した。先発は今大会初登板となった右腕岸恒介。二回に追い付かれると、四回は押し出し四球で勝ち越しを許し、降板した。ただ、2死満塁のピンチは、2番手で登板した山本佳汰が踏ん張った。

 大社は四回無死一、二塁から園山純正の犠打が失策を誘い、同点に追い付いた。2―2の五回、無死一、二塁のピンチを招くと、エース馬庭優太が登板。失策絡みで勝ち越された。七回には馬庭が4連続短長打を浴びるなどして4点を失い、リードを広げられた。

 32年ぶりに出場した大社は、1回戦で優勝候補の報徳学園(兵庫)を3―1で破り、63年ぶりとなる夏1勝を挙げた。2回戦の創成館(長崎)と3回戦の早実(西東京)は延長タイブレークの熱戦で制し、旋風を巻き起こした。神村学園戦は、第3回以来となる準決勝進出を懸けた一戦だった。