「いけるんちゃうかと思ったが」智弁学園・小坂監督 夏の甲子園

AI要約

智弁学園は0-4で京都国際に敗れ、3年ぶりの準決勝進出を逃した。

小坂監督は試合を振り返り、特に7回の失点が痛かったとコメントした。

試合で攻めの姿勢を示し、若手選手たちが貴重な経験を積めたと述べた。

「いけるんちゃうかと思ったが」智弁学園・小坂監督 夏の甲子園

 第106回全国高校野球選手権大会は第12日の19日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で準々決勝があり、智弁学園は0―4で京都国際に敗れ、3年ぶりの準決勝進出はならなかった。智弁学園・小坂将商監督の試合後の主なコメントは次の通り。

 ◇智弁学園・小坂将商監督

 九回に(先頭の)山崎(光留選手)が出て、「ひょっとして、いけるんちゃうか」と思ったけど、(七回の)4失点目が痛かった。あれがなかったら分からなかった。

 (七回の京都国際の攻撃で)1死から(左前への当たりで)二塁に進んだ藤本(陽毅)選手の走塁が見事だった。あそこでプレッシャーをかけられて、守りのミスが出た。

 (攻撃では)打つべき球を積極的に打ちにいけて、攻めの走塁もできていた。近畿のチャンピオンには攻めていかないと勝てないので。結果はダメだったけれど紙一重だった。

 (京都国際の)西村(一毅)投手は適度に球が荒れていました。やっぱりいい球を放りますね。

 自分自身勝負をかけた試合だったので、一番調子が良かった(1年生の)杉本(真滉投手)に先発を託した。もう(エースの)田近(楓雅投手)は限界だったので。4番の中道(優斗選手)、5番の近藤(大輝選手)の2年生も含めて、下級生はいい経験ができたと思う。

 まさかここまで来られるとは思っていなかった。3年生が一戦一戦たくましくなって、最後(甲子園で)4試合もやらせてもらえて素晴らしかった。