ついに復活した逸材は「打てるわけない」 米108発男も粉砕…唸る剛球は「モノが違う」

AI要約

オリックスの山下舜平投手が5回2安打1失点の好投で今季初勝利を挙げる

昨季の新人王が復活し、190センチから投げ下ろす剛球が蘇る

ファンやチームも喜ぶ中、山下は明るい光を取り戻す

ついに復活した逸材は「打てるわけない」 米108発男も粉砕…唸る剛球は「モノが違う」

■オリックス 5ー2 日本ハム(18日・京セラドーム)

 オリックスの山下舜平大投手が、18日に京セラドームで行われた日本ハム戦で5回2安打1失点と好投し、今季初勝利を挙げた。昨季の新人王が、今季は中継ぎも経験するなど防御率5点台。それでもついに190センチから投げ下ろす威力抜群の剛球が蘇って打者をねじ伏せ、ファンも「昨年見て衝撃的だったロケットの様な速球が戻ってきた」「角度といい伸びといいやっぱストレートが群を抜いてるよな」と安堵した。

 2回に淺間の左犠飛で先制点を与えた山下だったが、3回は郡司、清宮、レイエスのクリーンアップを3者連続三振。メジャー通算108発のレイエスからは156キロの高めの直球で空振りを奪った。

 高卒3年目だった昨季、プロ初登板で開幕投手を務めるなど9勝3敗、防御率1.61と覚醒。エースとしてさらなる飛躍が期待された今季だったが、ここまでは苦しい時期も長かった。チームも5位に沈んでいるが、379日ぶりに掴んだ白星は明るい光となった。

 22歳の“復活投”を「パーソル パ・リーグTV」公式YouTubeが公開。「ヒロインで滲んでた涙にはきっと色んな感情があるのでしょう」「3回からマジでバケモンやったな、あんなん打てるわけない!」「唸る豪球たまらん」「やっぱストレートは惚れ惚れするわ」「モノが違う所を見せてくれてうれし過ぎる!」「やっぱロマンあるわ」「化け物が帰ってきた」「やっぱこいつが一番エグい球投げるわ」など称賛のコメントが並んだ。