俊足の西日本短大付・奥は1安打1盗塁も涙…新たな誓い「新庄さんを超えるような選手になりたいです」

AI要約

西日本短大付の奥駿仁は涙ながらに試合後振り返り、勝ち切る難しさを感じたことを語った。

奥は1安打1盗塁を記録し、新庄監督も貴賓席から見守る中で新たな目標を掲げた。

試合は西日本短大付が4-0で敗れたが、奥は来年の目標に向けて意気込みを示した。

俊足の西日本短大付・奥は1安打1盗塁も涙…新たな誓い「新庄さんを超えるような選手になりたいです」

 ◇第106回全国高校野球選手権 西日本短大付0―4京都国際(2024年8月17日 甲子園)

 福岡大会から快足のリードオフマンとして引っ張ってきた西日本短大付の奥駿仁(2年)は試合後、涙が止まらなかった。1安打1盗塁と“らしさ”は出したが、チームは無得点。7安打を放ったが、ホームが最後まで遠かった。「やっぱり勝ち切ることの難しさを感じた甲子園でした。(中崎投手の)スライダーと、投げる間合いにすごい苦しめられました」と振り返った。

 試合はOBの日本ハム新庄監督が貴賓席から見守った。奥が守るセンターはかつて阪神時代に新庄監督が守っていたポジションだった。勝利は届けられなかったが、新たな誓いができた。「同じセンターとして、目標にしていかなきゃいけない選手だと思うんで、来年3年になってまた戻ってきて、新庄さんを超えるような選手になりたいです」と力強く言った。