【甲子園】大社がサヨナラで93年ぶり8強 早実をタイブレークで破る ベスト8出揃う/一覧

AI要約

大社が32年ぶりの出場で早実を破り、久々の8強入りを果たす。

馬庭優太が力投し、サヨナラ打を決める活躍。

準々決勝の組み合わせが決定。

【甲子園】大社がサヨナラで93年ぶり8強 早実をタイブレークで破る ベスト8出揃う/一覧

<全国高校野球選手権:大社3-2早実>◇17日◇3回戦

 32年ぶり出場の大社(島根)が早実(西東京)を延長11回、タイブレークの末、サヨナラで破り、大社中時代の1931年(昭6)以来、93年ぶりの8強入りを決めた。島根県勢の8強は21年の石見智翠館以来3年ぶり。これでベスト8が出そろった。

 1-2で迎えた9回裏、無死一、三塁からスクイズで同点に追いつき2-2でタイブレークへ。10回は両校無得点。11回表を無失点に抑えるとその裏、無死満塁から力投を続けてきた7番馬庭優太(3年)が自らサヨナラ打を放った。

 今大会2試合連続勝利を挙げているエース左腕・馬庭優太(3年)が11回、149球を気迫の投球で2失点に抑えた。ピンチを切り抜けるたびに雄たけびを上げ涙を流した。

 早実は9回裏に守りのミスから追いつかれタイブレークでサヨナラ負け。9年ぶりの8強を逃した。

 準々決勝(19日)組み合わせは以下の通り。

 第1試合:関東第一(東東京)-東海大相模(神奈川)

 第2試合:青森山田-滋賀学園

 第3試合:京都国際-智弁学園(奈良)

 第4試合:神村学園(鹿児島)-大社(島根)