カブス鈴木誠也、元中日ロドリゲスからメジャー初サヨナラ打!日本語で「サイコー!」 『ゲータレードシャワー』には「心臓止まりそう」

AI要約

カブスの鈴木誠也外野手がメジャー初のサヨナラ打を放ち、チームの連敗を止めた。

延長10回無死一、二塁で鈴木が163キロの鋭い打球を放ち、サヨナラのホームを踏んだ。

鈴木はメジャー3年目で初のサヨナラ打を記録し、喜びを表現した。

カブス鈴木誠也、元中日ロドリゲスからメジャー初サヨナラ打!日本語で「サイコー!」 『ゲータレードシャワー』には「心臓止まりそう」

 ◇16日(日本時間17日)MLB カブス6―5ブルージェイズ(シカゴ)

 カブスの鈴木誠也外野手(29)は延長10回にメジャー初のサヨナラ打を左前に放ち、チームの連敗を「3」で止めた。5打数1安打、1打点2三振だった。 

 5―5の延長10回無死一、二塁。元中日の右腕Y・ロドリゲスが投じた外角高め141キロのスライダー鈴木がを引っ張ると、バットの芯で捉えた初速163キロの鋭い打球が三遊間を抜ける。二走ハップは悠々ホームを滑り抜け、サヨナラのホームを踏んだ。

 鈴木にとってはメジャー3年目で初のサヨナラ打。二塁を回ったところで万歳してヘルメットを放り投げると、そこに殺到したナインからユニホームを引き裂かれ、歓喜の輪をつくってダンス。本拠地リグリーフィールドに集った3万9614人の満員観衆から怒号のような歓声が飛ぶ中、「サイコー!」と日本語でチームメートたちと叫び合った。

 試合を中継したアップルTV+のヒーローインタビューで、鈴木は「いやー、なかなか厳しい試合だったが、こうやって最後まで残ってくれたファンの皆さんにこうやって最高の勝利を届けられたというのは最高だし、メジャーに来て初めてのサヨナラヒットだったので、すごくうれしい」と満面の笑みを浮かべた。

 「日本でも(サヨナラ打は)あるが、こういうファンの前で打てるのは最高」と、米国でも屈指の野球狂で知られるシカゴのファンを持ち上げた。ナインからいわゆる『ゲータレードシャワー』を浴びせられ、手荒い祝福を受けると「心臓が止まりそうだった。気持ちいい」と笑いが止まらなかった。