早田ひなの「特攻平和会館に行きたい」発言が中国で波紋…孫穎莎と樊振東が“フォロー外し”。現地メディアは帰国会見が発端と見解【卓球】
パリ五輪の卓球女子シングルスで銅メダルを獲得した早田ひなが、中国版X(旧ツイッター)の微博(ウェイボー)アカウントを開設したが、中国代表選手の孫穎莎と樊振東がフォロー解除した。
フォロー解除の理由は、早田が帰国会見で鹿児島の特攻平和会館に行きたいという発言をしたことで、中国選手らが不適切と判断したため。
早田自身は帰国後の記者会見で、鹿児島の特攻平和会館に行って、自分が生きていることや卓球ができていることが当たり前でないことを感じたいと語っていた。
パリ五輪の卓球女子シングルスで銅メダルを獲得した早田ひなが開設したばかりの中国版X(旧ツイッター)の微博(ウェイボー)のアカウントを、中国代表エースの孫穎莎と樊振東がフォロー解除したことがわかった。
中国メディア『網易』は「8月12日、早田が微博を開設したが、提案したのは樊振東だった」と記述。しかし「8月14日、樊振東は早田のフォローを解除した。孫穎莎もそれに続いた」と伝えている。
同メディアによれば、フォロー外しは早田の帰国会見での「鹿児島(知覧)の特攻平和会館に行きたい」という発言がきっかけだったとし、「不適切だ」「我々にとっては許せないこと」と見解を述べた。
早田は13日にパリから帰国。都内で行なわれた記者会見で何がしたいかと問われると「アンパンマンミュージアムに行きたいのと、鹿児島(知覧)の特攻平和会館に行って、自分が生きているのと卓球ができているのが当たり前じゃないことを感じたい」と回答していた。
構成●THE DIGEST編集部