ローマ、ユヴェントスFWキエーザに関心か…ディバラ退団の場合は獲得オファーを提示?

AI要約

セリエAのローマが、ユヴェントスに所属するイタリア代表FWフェデリコ・キエーザの獲得に動く可能性がある。

ユヴェントスはキエーザを来夏にフリーで退団することを避けるため、今夏での売却を計画中。

ローマは同じくセリエAで戦うキエーザの獲得に動き、アルゼンチン代表FWパウロ・ディバラの去就次第でオファーを提示する模様。

ローマ、ユヴェントスFWキエーザに関心か…ディバラ退団の場合は獲得オファーを提示?

 セリエAのローマが、ユヴェントスに所属するイタリア代表FWフェデリコ・キエーザの獲得に動く可能性があるようだ。15日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』などが伝えている。

 現在26歳のキエーザはフィオレンティーナの下部組織出身で、2016年8月にトップチームデビュー。2019-2020シーズンには公式戦37試合出場11ゴール6アシストを記録し、2020年10月にユヴェントスへとレンタル移籍した。1年目から攻撃陣を牽引する輝きを放ち、加入約2年後に完全移籍へ移行。近年は度重なる負傷に悩まされていたものの、昨シーズンは公式戦37試合出場10ゴール2アシストをマークしていた。

 クラブとの現行契約を2025年6月30日まで残すキエーザだが、ユヴェントスは来夏にフリーで退団することを避けるべく、今夏での売却を計画中。3日に行われたブレストとの親善試合ではメンバーから外れており、チアゴ・モッタ監督もキエーザの退団が既定路線であることを認めている。

 そんななか、同じくセリエAで戦うローマがキエーザの獲得に動く準備を進めている模様。同クラブに所属するアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラにはアル・カディシア(サウジアラビア)からの関心が噂されており、去就次第でユヴェントスにキエーザの獲得オファーを提示するという。

 また、イタリア紙『トゥット・スポルト』によると、アル・カディシアはディバラに年俸2000万ユーロ(約33億円)+ボーナスを支払う姿勢である様子。提示した契約期間は3年間で、1年間の延長オプションが付帯しているようだ。なお、ディバラ自身は去就について未だ決断を下していないが、来週初めまでに将来を決定する見込みと報じた。