アトレティコ、コナー・ギャラガー獲得が不透明に…カギを握るのはジョアン・フェリックスのチェルシー移籍

AI要約

アトレティコ・マドリーがチェルシーMFコナー・ギャラガーの獲得に関して不透明な状況となっている。

アトレティコはギャラガーを獲得するためにサラリーキャップの余裕が必要だが、チェルシーが売却を望んでいるフォワードを獲得することで壁が生じている。

両クラブは交渉を進めており、チェルシーはジョアン・フェリックス獲得を検討しているが、移籍金額での開きがある可能性もある。

アトレティコ、コナー・ギャラガー獲得が不透明に…カギを握るのはジョアン・フェリックスのチェルシー移籍

アトレティコ・マドリーのチェルシーMFコナー・ギャラガー獲得が不透明となっているようだ。スペイン『マルカ』と『アス』が報じた。

12日にマンチェスター・シティからFWフリアン・アルバレスを獲得したことを発表したアトレティコ。だが同選手よりも前にクラブに到着し、練習にも取り組んでいるギャラガーの獲得はまだ完全には決まっていない状況だ。

アトレティコがギャラガーを獲得し、ラ・リーガの選手として登録するためにはサラリーキャップの余裕が必要となっており、そのためにチェルシーにFWサム・オモロディオンを移籍金4000万ユーロで売却する考えだった。しかしながらチェルシーは、すでにメディカルチェックも済ませていたオモロディオンの獲得を土壇場になって取り止めている。

このためにオモロディオンはロンドンからスペイン首都に戻り、さらにはギャラガーも一時的にスペイン首都からロンドンに戻る可能性があるようだ。

チェルシーはファイナンシャル・フェアプレーの観点から、現在もギャラガーの売却を望んでいる様子。そこでオモロディオンの代わりにカギを握ることになるのが、FWジョアン・フェリックスであるという(オモロディオンとJ・フェリックスの代理人はジョルジュ・メンデス氏で共通している)。チェルシーは2022-23シーズンの後半戦にもレンタルで獲得したポルトガル代表FWを、今度は完全移籍で獲得する考えがあるとみられる。

ただし、両クラブが考えるJ・フェリックスの移籍金額は、現在のところ開きがあるのかもしれない。『マルカ』曰く、チェルシーはオモロディオンと同額の4000万ユーロを支払う考えで、一方アトレティコはこれまで通り6000万ユーロを求め続けているとのこと。ただし、両クラブはあくまで交渉の出発点におり、チェルシーが正式なオファーを提示したわけではないようだ。